2026.09.03NEW

男子フリースタイル97kg級パリ王者はエントリーせず、北朝鮮が男女9階級に出場…9.30~10.3アジア大会(名古屋市)

 世界レスリング連盟(UWW)は9月2日、2026年愛知・名古屋アジア大会(9月30日~10月3日、愛知・名古屋市稲永スポーツセンター)のエントリーを発表した(注=最終エントリーで選手が交代する可能性あり)。

イランは2番手の出場か…男子フリースタイル

 男子フリースタイルでは、65kg級の世界王者ラフマン・アモウザドハリリ(イラン)や、97kg級のパリ・オリンピック王者のアフメド・タジュディノフ(バーレーン)、86kg級から階級を上げたハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)は出場しない。65kg級は昨年のアジア選手権3位のアッバス・エブラヒムザデフ(イラン)、97kg級は今年のアジア選手権92kg級2位のマゴメド・シャピロフ(バーレーン)と同97kg級2位のアミラリ・アザルピラ(イラン)がエントリーした。

 イランからの情報によると、国内1位が世界選手権、2位がアジア大会に割り振られているという。

▲4月のアジア選手権で吉田アラシ(青)に敗れたアミラリ・アザルピラ(イラン)。リベンジを目指す

 57kg級と125kg級は、それぞれ昨年の世界王者のハン・チョンソン(北朝鮮)アミール・ザレ(イラン)がエントリー。74kg級にはパリ・オリンピック王者のラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)が、今年のアジア選手権79kg級から階級を戻して出場する。

2人の世界チャンピオンは出場せず…女子

 女子は、最近猛威を振るっている北朝鮮が76kg級を除く5階級にエントリー。50kg級は今年のアジア選手権2位のキム・ヒョンヒャン、53kg級は昨年の世界選手権3位のチョ・ヒョギョン、57kg級は昨年の世界選手権2位のソン・イルシム、62kg級は昨年の世界選手権2位のキム・オクジュ、68kg級は昨年のアジア選手権2位のパク・ソルグムがエントリー。

▲昨年の世界選手権62kg級決勝、元木咲良を破ったはずだったキム・オクジュ。チャレンジで勝敗が変わり、幻の世界チャンピオンへ。今度はどうか?

 昨年の世界チャンピオン、50kg級のウォン・ミョンギョンと55kg級のオ・キョンリョンはエントリーしていない。手の内隠しか、世界選手権に照準を合わせているのか?

 今年のアジア選手権で5階級を制した中国からは、53kg級のチャン・ジン、57kg級のホン・ケシン(洪可新)のアジア・チャンピオンが同階級で出場するほか、72kg級優勝のジア・ロン(龍佳)が68kg級に階級を変更して出場。50・62・76kg級はアジア選手権3位の選手がエントリー。

 今年のアジア・チャンピオンからは、68kg級にメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)、76kg級にダバーナサン・エンフアマル(モンゴル)も出場する。

キルギスは一番手のメンバーか…男子グレコローマン

 男子グレコローマンは、60kg級にパリ・オリンピック3位のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)と昨年の世界選手権2位・今年のアジア選手権優勝のアリシャー・ガニエフ(ウズベキスタン)が名を連ねた。77kg級には、2022・23年世界王者で今年のアジア選手権優勝のアクジョル・マフムドフ(キルギス)、パリ・オリンピック2位のデメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)がエントリー。

▲4月のアジア選手権(キルギス)で地元の英雄ぶりを見せつけたアクジョル・マフムドフ。敵地・日本でアジア大会制覇を目指す

 67kg級はアジア選手権優勝のラザーク・ベイシェケーフ(キルギス)や韓国復活をかける昨年の世界選手権63kg級2位のチャン・ハンジェ(韓国)らが出場。87kg級にはアジア選手権優勝のアサン・ジャノショフ(キルギス)が出場する。

 97kg級の昨年の世界&今年アジア王者のモハマドハジ・サラビ(イラン)は出場しないが、130kg級は両大会を制したアミン・ミルザザデフ(イラン)が出てくる。

 《各階級のエントリー》 → UWWウェブサイト