2026年明治杯全日本選抜選手権第2日は5月22日、東京・駒沢体育館で前日開始の男女12階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、男子フリースタイル97kg級は昨年の世界選手権3位でアジア選手権2連覇の吉田アラシ(三恵海運)が優勝。アジア大会(9月、名古屋市)と世界選手権(10月、場所未定)の日本代表権を獲得した。
吉田は昨年の大会と全日本選手権の決勝で闘ったリボウィッツ和青(日大)を相手に11-0のテクニカルスペリオリティ勝ち。前日からの3試合を無失点で勝ち抜いた。
男子グレコローマン130kg級は、決勝で奥村総太(自衛隊)が奈良勇太(警視庁)を撃破。しかし、プレーオフで奈良が雪辱し、両大会の代表を決めた。
男子フリースタイル61kg級は、2024年パリ・オリンピック57kg級優勝で復帰した樋口黎(ミキハウス)が優勝。しかし負傷でプレーオフを棄権し、全日本王者の長谷川敏裕(三恵海運)が不戦勝で勝利。世界選手権の代表権を獲得した。
同70kg級決勝とプレーオフは、全日本王者の成國大志(筒井メディカルグループ)が負傷で棄権し、冨山悠真(自衛隊)が世界選手権の代表へ。全日本王者不在の同92kg級は金澤空大(早大)が勝ち、世界選手権へコマを進める。
男子グレコローマン63kg級は、2024年パリ・オリンピック60kg級優勝の文田健一郎(ミキハウス)が復帰戦で優勝。全日本王者の田南部魁星(ミキハウス)とのプレーオフも勝って世界選手権の代表へ。同82kg級は全日本王者の藤井達哉(栗東市役所)が全日本選手権に続いて勝ち、世界選手権代表権を獲得した。
全日本王者不在の同55kg級は2024年世界選手権代表の岡本景虎(専修クラブ)が勝ち、2年ぶりの世界選手権代表を決めた。
女子は65kg級で全日本チャンピオンの池畑菜々(育英大)が優勝。全日本チャンピオン不在の55kg級は原田渚(育英大)、同59kg級は山口夏月(自衛隊)が勝ち、いずれもプレーオフなしで世界選手権代表へ。同72kg級は、前日の2回戦で敗れた吉武まひろ(長崎県協会)が、優勝した竹元紫凛(育英大)とのプレーオフを制し、世界選手権への道をつなげた。
各階級の成績は下記の通り。
| 女 子 | |||
| 55kg | 59kg | 65kg | 72kg |
| 男子グレコローマン | |||
| 55kg | 63kg | 82kg | 130kg |
| 男子フリースタイル | |||
| 61kg | 70kg | 92kg | 97kg |
【55kg級】=12選手エントリー
▼決勝
原田渚(育英大)○[7-7]●小野こなみ(日体大)
※原田は初優勝
▼3位決定戦
澤谷ゆな(育英大)○[3-0]●中村成実(法政クラブ)
屶網瑠夏(城北信用金庫)○[6-5]●内野葉流(南九州大)
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【59kg級】=11選手エントリー
▼決勝
山口夏月(自衛隊)○[3-2]●伊藤渚(日体大)
※山口は初優勝
▼3位決定戦
長谷川姫花(南九州大)=対戦相手なし
木村美海(日体大)○[4-1]●本原理紗(東洋大)
▼敗者復活戦
本原理紗(東洋大)○[4-2]●岩﨑美優(中大)
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【65kg級】=9選手エントリー
▼決勝
池畑菜々(育英大)○[9-2]●元木日陽里(育英大)
※池畑は初優勝
▼3位決定戦
榎本美鈴(自衛隊)○[VSU、4:34=10-0]●平田琴音(育英大)
北出桃子(至学館大)○[1-1]●小原春佳(法大)
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【72kg級】=8選手エントリー
▼プレーオフ
吉武まひろ(長崎県協会)○[5-1]●竹元紫凛(育英大)
▼決勝
竹元紫凛(育英大)○[VSU、5:26=11-0]●吉田千沙都(南九州大)
※竹元は初優勝
▼3位決定戦
吉武まひろ(長崎県協会)○[フォール、1:34=6-0]●木村允希愛(至学館大)
松山楓(法大)○[4-0]●坂井愛(中大)
【55kg級】=12選手エントリー
▼決勝
岡本景虎(専修クラブ)○[6-5]●伊藤慶大(育英大)
※岡本は初優勝
▼3位決定戦
坂本広(日体大)○[不戦勝=負傷]●荒木瑞生(デンヨー)
高橋三四郎(サントリー)○[6-4]●二宮健斗(星和工業)
▼敗者復活戦
坂本広(日体大)=相手なし
高橋三四郎(サントリー)○[VSU、1:14=8-0]●二宮健輝(日本文理大)
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【63kg級】=10選手エントリー
▼プレーオフ
文田健一郎(ミキハウス)○[VSU、4:15=9-1]●田南部魁星(ミキハウス)
▼決勝
文田健一郎(ミキハウス)○[VSU、2:03=9-0]●中村真翔(育英大)
※文田は初優勝、他階級と合わせて5度目の優勝
▼3位決定戦
屶網剣勝(拓大)○[7-3]●佐々木力人(中大)
伊藤翔哉(佐賀県庁)○[2-1]●小柴亮太(佐賀県庁)
▼敗者復活戦
小柴亮太(佐賀県庁)○[7-1]●長澤勇人(和歌山県協会)
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【82kg級】=11選手エントリー
▼決勝
藤井達哉(栗東市役所)○[VSU、4:15=10-1]●樋口徹心(誠光)
※藤井は初優勝
▼3位決定戦
本橋矢大(拓大)○[4-2]●鬼塚一心(日体大)
谷﨑大造(自衛隊)○[VSU、1:16=8-0]●谷崎工之助(山梨学院大)
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【130kg級】=9選手エントリー
▼プレーオフ
奈良勇太(警視庁)○[2-1]●奥村総太(自衛隊)
▼決勝
奥村総太(自衛隊)○[1-1]●奈良勇太(警視庁)
※奥村は3年ぶり2度目の優勝
▼3位決定戦
山田康瑛(岐阜県協会)○[フォール、0:19=2-0]●春風飛翼(周南公立大)
三宅紘誠(九州共立大)○[2-1]●小畑詩音(新日本プロレス職)
【61kg級】=12選手エントリー
▼プレーオフ
長谷川敏裕(三恵海運)○[不戦勝]●樋口黎(ミキハウス)
▼決勝
樋口黎(ミキハウス)○[3-0]●長谷川敏裕(三恵海運)
※樋口は4年ぶり2度目の優勝、他階級と合わせて通算4度目の優勝
▼3位決定戦
佐々木力人(中大)○[8-2]●金子功誠(WRESTLE-WIN)
向田旭登(東テク)○[4-1]●赤嶺明柳(ARC)
▼敗者復活戦
赤嶺明柳(ARC)○[9-0]●吉田煌(明大)
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【70kg級】=12選手エントリー
▼プレーオフ
冨山悠真(自衛隊)○[不戦勝]●成國大志(筒井メディカルグループ)
▼決勝
冨山悠真(自衛隊)○[不戦勝=負傷]●成國大志(筒井メディカルグループ)
※冨山は初優勝
▼3位決定戦
山口太一(三谷産業)○[9-5]●森田魁人(警視庁蒲田警察署)
八隅士和(早大)○[2-1]●本名帝心(育英大OB)
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【92kg級】=10選手エントリー
▼決勝
金澤空大(早大)○[6-5]●淺野稜悟(中大)
※金澤は初優勝
▼3位決定戦
武重毅留(周南公立大)○[12-4]●吉田悠耶(日大)
内田貴斗(自衛隊)○[9-0]●能瀬龍樹(国士舘大)
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【97kg級】=8選手エントリー
▼決勝
吉田アラシ(三恵海運)○[VSU、5:33=11-0]●リボウィッツ和青(日大)
※吉田は2年連続2度目の優勝、他階級と合わせて通算3度目の優勝
▼3位決定戦
三浦哲史(自衛隊)○[VSU、5:48=14-1]●伊藤大輝(中大)
濱田豊喜(中大)○[フォール、3:41=4-1]●植木優斗(東洋大)