世界レスリング連盟(UWW)は5月15日、ロシアとベラルーシの大会参加の制限をなくし、シニアの国際大会でも「ロシア」「ベラルーシ」としての参加を認めることを発表した。
国際オリンピック委員会(IOC)が今月7日、ベラルーシの国際大会参加制限の勧告を全面的に解除したことに連動する決定。IOCはロシアへの制限は継続しているが、UWWはロシアも解除した。
IOCは「選手の国際大会参加が、自国政府の行動によって制限されるべきではない」との見解を表明し、「ベラルーシ・オリンピック委員会は健全で、オリンピック憲章を順守している」として解除を決定。ロシアはドーピング問題の懸念もあることで解除を見送っている。
ロシアのウクライナ侵攻(2022年2月)のあと、UWWはIOCの勧告を受け入れて両国の出場を停止。翌年、IOCの緩和にしたがって、「AIN」(中立選手)として参加を認め、2025年は「UWW」で参加させた。
さらに今年1月、シニアを除く各世代の大会で「ロシア」と「ベラルーシ」の参加を認めた(クリック)。シニアの国際舞台では、4年3ヶ月ぶりに両国のシングレットや国旗が見られ、国歌が流れることになった。