2025年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた436選手を高校別(出身および在籍)に集計してみると、埼玉・埼玉栄高が「23人」(男子フリースタイル12人・男子グレコローマン4人・女子7人)で、2023年(26人)、昨年(23人)に続いてトップに立った。昨年は全体でも男子両スタイルを合わせた数でもトップだったが、今年は男子両スタイルを合わせた数が「16人」で、埼玉・花咲徳栄高の「17人」の後塵を拝した。
昨年「14人」で5位だった東京・自由ヶ丘学園高が「18人」に増やし、千葉・日体大柏高とともに2位へ。男子フリースタイルだけの数は埼玉・花咲徳栄高の「14人」、男子グレコローマンだけの数は山梨・韮崎工高の「10人」がそれぞれ最多となっている。
女子では、昨年トップの座を奪還した安部学院高が、今年も「17人」で1位。愛知・至学館高は「14人」を「16人」に増やしたが、1人差で1位奪還はならなかった。3位は埼玉・埼玉栄高の「7人」で、依然として上位2校と3位以下の差がある状態となっている。
出身・在籍高校別エントリー数の上位校は下記の通り。
| (注)男子両スタイルにエントリーしている選手は、「2人」として計算しています。 |
※FS=男子フリースタイル、GR=男子グレコローマン、WW=女子
| No. | 高 校 | 合計 | FS | GR | WW |
| 1 | 埼玉・埼玉栄高 | 23 | 12 | 4 | 7 |
| 2 | 東京・自由ヶ丘学園高 | 18 | 10 | 6 | 2 |
| 千葉・日体大柏高 | 18 | 9 | 5 | 4 | |
| 4 | 東京・安部学院高 | 17 | 17 | ||
| 埼玉・花咲徳栄 | 17 | 14 | 3 | ||
| 6 | 愛知・至学館高 | 16 | 16 | ||
| 7 | 佐賀・鳥栖工高 | 14 | 7 | 6 | 1 |
| 8 | 三重・いなべ総合学園 | 13 | 6 | 3 | 4 |
| 京都・丹後緑風高(網野高) | 13 | 9 | 2 | 2 | |
| 山梨・韮崎工高 | 13 | 3 | 10 | ||
| 11 | 和歌山・和歌山北高 | 12 | 7 | 5 | |
| 12 | 東京・帝京高 | 11 | 5 | 6 |