内田菜楓（JWA／東京・帝京高）中納京介（埼玉・花咲徳栄高）が優勝…2025年U17アジア選手権・第3日（女子・男子フリースタイル）
2025年U17アジア選手権第3日は6月25日、ベトナム・ブンタウで女子5階級と男子フリースタイル3階級が行われ、女子49kg級の内田菜楓（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）と男子フリースタイル71kg級の中納京介（埼玉・花咲徳栄高）が優勝し、男女1選手ずつが銀メダル、女子1選手が銅メダルを取った。
内田はインドとキルギスの選手を破って決勝へ進出。昨年3位のサニヤ・ソルタンガリ（カザフスタン）を8－0からのフォールで下した。2022年U15アジア選手権36kg級に続いて国際大会で2大会連続優勝。
▲国際大会で2大会連続優勝の内田菜楓（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）＝UWWサイトより
43kg級の東海良（宮崎・櫻美学園高）は昨年のU15アジア選手権36kg級優勝のムフリサ・マシャリポワ（ウズベキスタン）ら3選手を破って決勝へ進んだが、2023年40kg級2位のラチャナ（インド）に0－9で敗れた。2度目の国際大会で初のメダル獲得。
3選手が3位決定戦に進み、57kg級の渡邊ひさき（三重・白山ガールズ）が勝って銅メダル。65kg級の石井優奈（岐阜・中京高）と73kg級の牧樹璃（宮崎・櫻美学園高）は敗れて5位に終わった。
女子は全日程を終了し、2022年から昨年を上回る2階級で優勝。「銀1・銅1」を取ったが、国別対抗得点は149点で、インド（215点）、中国（151点）に及ばず、昨年に続いて3位だった。インドは5階級で優勝。
男子フリースタイルは中納が準決勝でウズベキスタン選手を破るなどして決勝へ進み、カザフスタンの選手を破った。初の国際大会で優勝。65kg級の丸田龍平（埼玉・埼玉栄高）もキルギス選手を破るなどして決勝へ進出したが、インド選手に敗れた。2023年U15アジア選手権62kg級銅メダルに続く国際大会のメダル獲得。
80kg級の田中智大（埼玉・花咲徳栄高）は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
▲初の国際大会で優勝を飾った中納京介（埼玉・花咲徳栄高）＝UWWサイトより
各選手の成績は下記の通り。
女子
【43kg級】東海良（宮崎・櫻美学園高） 2位＝10選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●［0-9］Rachana RACHANA（インド）
準決勝 ○［10-6］Mukhlisa MASHARIPOVA（ウズベキスタン）
２回戦 ○［フォール、0:12=2-0］Charinrat KUNCHARIN（タイ）
１回戦 ○［VSU、3:58=13-3］Enkh U. DAVAAJARGAL（モンゴル）
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【49kg級】内田菜楓（JWA／東京・帝京高） 優勝＝11選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○［フォール、2:35=8-0］Saniya SOLTANGALI（カザフスタン）
準決勝 ○［VSU、1:29=10-0］Aiana DUISHENKULOVA（キルギス）
２回戦 ○［6-3］Anjali ANJALI（インド）
１回戦 ＢＹＥ
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【57kg級】渡邊ひさき（三重・白山ガールズ） 3位＝12選手出場《トーナメント表》
３決戦 ○［5-4］Feruza KAIRATDINOVA（ウズベキスタン）
準決勝 ●［2-10］Moni MONI（インド）
２回戦 ○［フォール、1:01=6-0］Yeeun KANG（韓国）
１回戦 ＢＹＥ
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【65kg級】石井優奈（岐阜・中京高） 5位＝10選手出場《トーナメント表》
３決戦 ●［フォール、1:29=0-5］Thi Thuy Dung DOAN（ベトナム）
準決勝 ●［3-8］Yiqing XIAO（中国）
２回戦 ○［5-4］Anujin ERKHEMBAATAR（モンゴル）
１回戦 ＢＹＥ
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【73kg級】牧樹璃（宮崎・櫻美学園高） 5位＝9選手出場《トーナメント表》
３決戦 ●［1-3］Dilrabo DULLIEVA（ウズベキスタン）
１回戦 ●［フォール、1:01=0-8］Kajal KAJAL（インド）
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《国別対抗得点》
［1］インド 215点、［2］中国 151点、［3］日本 149点、［4］カザフスタン 137点、［5］ウズベキスタン 125点、［6］キルギス 109点、［7］モンゴル 94点、［8］ベトナム 66点
男子フリースタイル
【65kg級】丸田龍平（埼玉・埼玉栄高） 2位＝12選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●［VSU、2:31=1-12］Gourav PUNIA（インド）
準決勝 ○［8-5］Adisbek A. ALTYNBEKOV（キルギス）
２回戦 ○［VSU、0:45=10-0］Seneru Dilmith Fernando MAHAMARAKKALAGE（スリランカ）
１回戦 ○［10-6］Abdumuqit NABIEV（タジキスタン）
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【71kg級】中納京介（埼玉・花咲徳栄高） 優勝＝14選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○［5-3］Nurtay NAROV（カザフスタン）
準決勝 ○［3-2］Farrukhbek JUMANAZAROV（ウズベキスタン）
２回戦 ○［VSU、0:36=10-0］Phanuphat CHAILOES（タイ）
１回戦 ○［VSU、1:15=10-0］Battogtokh BAVUUDORJ（モンゴル）
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【80kg級】田中智大（埼玉・花咲徳栄高） 10位＝13選手出場《トーナメント表》
１回戦 ●［2-6］Saurabh YADAV（インド）
※敗者復活戦へ回れず
