7.5～6U15アジア選手権（キルギス）に男女30選手を派遣

　7月5日（土）～7日（月）にキルギス・ビシュケクで行われる2025年Ｕ15アジア選手権に男女30選手を派遣する。2018年にスタートした同大会（当初はアジア・スクールボーイ選手権）で男子グレコローマンには初出場となる。

▲日本から初めて男子グレコローマンに参加する選手＝今年3月のU15全日本選手権

　昨年は、男子フリースタイルで６階級を制し、国別対抗得点はインドに34点の大差をつけて初優勝を飾った。昨年48kg級で2位だった神河勇吹（千葉・パラエストラ）が今年は52kg級に出場する。

　女子は4階級を制し、「銀4・銅2」を取って全選手がメダルを獲得したが、国別対抗得点は同じ4階級制覇のインドに5点及ばす2位で2023年の優勝を守れなかった。今年は2年ぶりの王座奪還が目標となる。42kg級の古市せら（千葉・野田クラブ）が昨年の39kg級優勝に続いての優勝を目指す。

　男子グレコローマンは初の参加。これまでイランのほか、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスなど中央アジアの国が強く、それらの国を相手にどこまで闘えるか。

　大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。チームは7月2日（水）から4日（金）にかけて男子グレコローマン、女子、男子フリースタイルの順で出発する。

大会スケジュール

7月5日（土）男子グレコローマン全階級
　 6日（日）女子全階級
　 7日（月）男子フリースタイル全階級

日本選手団・役員

【チームリーダー】笹本睦（マルハン）

【男子グレコローマン監督】吉岡治（京都・丹後緑風高教）、【同コーチ】山中悟（全国中学生連盟）
【女子監督】濵口純（全国中学生連盟）、【同コーチ】坂本涼子（兵庫・芦屋学園高教）
【男子フリースタイル監督】伊東克佳（東京・グロリアクラブ）、【同コーチ】栗森幸次郎（神奈川・KURIMORI FILM）

【ドクター】田中哲平（JCHO東京山手メディカルセンター）、【トレーナー】米村仁洋（NTT東日本関東病院）

【帯同審判】長谷川拓也（静岡・焼津中央高教）、齋藤ほのか（東京・安部学院高教）

日本代表選手

　【男子グレコローマン】
▼38kg級　津崎瑛音（大阪・吹田市民教室）
▼41kg級　松澤　慧（千葉・アライアンス）
▼44kg級　松山太臥（大阪・大体大浪商中）
▼48kg級　長谷川 蓮（四日市ジュニア）
▼52kg級　野崎七音（香川・高松北高）
▼57kg級　永田聖魁（東京・WRESTLE-WIN）
▼62kg級　大山塁児（佐賀・鳥栖クラブ）
▼68kg級　田巻健成（神奈川・KURIMORI FILM）
▼75kg級　温谷元陽（佐賀・鳥栖クラブ）
▼85kg級　浦井悠翔（大阪・大体大浪商中）

　【女子】
▼33kg級　内田奈那（東京・MTX）
▼36kg級　小山実久（兵庫・芦屋学園中）
▼39kg級　長谷部なあさ（北海道・旭川クラブ）
▼42kg級　古市せら（千葉・野田クラブ）
▼46kg級　牧野心咲（福島・ふたば未来学園中）
▼50kg級　櫻井つきの（高知・高知クラブ）
▼54kg級　鈴木琳媛（神奈川・KURIMORI FILM）
▼58kg級　長野　楓（東京・ESKアカデミー）
▼62kg級　平田萌々美（三重・白山ガールズチーム）
▼66kg級　田中いおり（埼玉・TOYO CLUB）

　【男子フリースタイル】
▼38kg級　田中琉之介（神奈川・横須賀ジュニア）
▼41kg級　廣里瑚朱（和歌山・新宮ジュニア）
▼44kg級　古澤　健（大阪・大体大浪商中）
▼48kg級　ガレダギ愛千（東京・イランクラブ）
▼52kg級　神河勇吹（千葉・パラエストラ）
▼57kg級　久保颯大（東京・グロリア）
▼62kg級　前鼻信史朗（北海道・札幌クラブ）
▼68kg級　庵野桜暉（大阪・大体大浪商中）
▼75kg級　萩野貴大（三重・INABEアカデミー）
▼85kg級　秋保　光（東京・MTX GOLDKIDS）