ヘレン・マルーリスが15度目の世界大会出場へ…米国世界選手権代表選考会「FINAL X」（女子）
米国の世界選手権代表選考会「FINAL X」は6月14日、ニュージャージー州ニューアークで行われ、女子は57kg級でパリ・オリンピック銅メダリストのヘレン・マルーリスが勝ち、12度目の世界選手権出場を決めるなど（他にオリンピック3度）、全10階級の世界選手権代表が決まった。9月13～22日にクロアチア・ザグレブで行われる世界選手権に出場する。
昨年のオリンピックのメダリストや国内予選を勝ち抜いた2選手で行われる3戦2勝システム。マルーリスは全米選手権優勝のアマンダ・マルチネスに2試合ともフォール勝ち。過去14回の世界大会で金メダル4個（世界選手権3、オリンピック1）、メダル10個（世界選手権7、オリンピック3）を獲得しており、5度目の世界一と11個目のメダルを目指す。
68kg級はパリ・オリンピック76kg級銀メダルのケネディ・ブレーデスがU23パンアメリカン選手権優勝のブルックリン・ヘイズ相手に2連勝。62kg級は、昨年のU23世界選手権65kg級代表のアダウゴ・ヌワチュウクが、2021年東京＆2024年パリ両オリンピック代表のカイラ・ミラクルを2勝1敗で破り、初の世界選手権代表を引き寄せた。
各階級の結果は下記の通り（試合順）。
▲米国の女子の世界選手権代表に決まった選手＝USAレスリング協会ウェブサイトより
女子
【55 kg級】
Cristelle Rodriguez○［2勝（12-8、8-5）］●Everest Leydecker
【62 kg級】
Adaugo Nwachukwu○［2勝1敗（14-8、3－4、8-4）］●Kayla Miracle
【53 kg級】
Felicity Taylor○［2勝（2-1、6-4）］●Brianna Gonzalez
【59 kg級】
Jacarra Winchester○［2勝1敗（6-4、7-9、VSU3:31=11-0）］●Abigail Nette
【65 kg級】
Macey Kilty○［2勝（VSU2:57=10-0、VSU2:07=10-0）］●Aine Drury
【76 kg級】
Kylie Welker○［2勝（2-1、9-1）］●Dymond Guilford
【50 kg級】
Audrey Jimenez○［2勝（10-2、VSU5:48=12-2）］●Erin Golston
【68 kg級】
Kennedy Blades○［2勝（10-4、5-2）］●Brooklyn Hays
【72 kg級】
Alexandria Glaude○［不戦勝］●Amit Elor
【57 kg級】
Helen Maroulis○［2勝（フォール1:51、フォール4:43）］●Amanda Martinez
