3選手が優勝、内田颯夏（JWA／東京・帝京高）は2連覇…2023年U17世界選手権・第4日（1）
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2023年U17世界選手権第4日は8月3日、トルコ・イスタンブールで前日スタートの女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、57kg級の内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）が2年連続優勝し、49kg級の小川凜佳（岐阜・中京高）と65kg級の吉田千沙都（三重・一志クラブ）が初優勝した。43kg級の江坂萌那（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）は決勝で敗れて銀メダル。73kg級の内山陽誇（福島・ふたば未来学園高）は3位決定戦で敗れた。
内田は決勝で昨年のU15欧州選手権3位のエイレム・エンギン（トルコ）にテクニカルフォール勝ち。全5試合で3回戦のインド選手のみ失点を許し、4試合は第1ピリオド、無失点のテクニカルフォールで勝って昨年に続く優勝を達成した。今年2月の「クリッパン女子国際大会」（スウェーデン）U17-57kg級も優勝しており、国際大会は3大会連続優勝。
▲2年連続優勝を達成した内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）＝UWWサイトより
小川は今年のU17欧州選手権優勝のスベトラーナ・カテンカ（AIN＝ベラルーシ）をテクニカルフォールで撃破。吉田も今年のU17欧州チャンピオンのデュイグ・ゲン（トルコ）を5－1で破り、それぞれ優勝した。小川は国際大会は初出場初優勝、吉田は昨年の2位をはね返す優勝だった。
江坂は決勝で昨年のU15パンアメリカン選手権優勝の米国選手に敗れ、昨年と同じ銀メダルだった。
各選手の成績は下記の通り。
▲国際大会初出場初優勝の小川凜佳（岐阜・中京高）＝同
▲昨年の2位をはね返した吉田千沙都（三重・一志クラブ）＝同
※小文字は前日に実施
女子
【43kg級】江坂萌那（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高） 2位＝12選手エントリー《トーナメント表》
決 勝 ●［2-3］Morgan Nicole TURNER（米国）
準決勝 ○［フォール、3:18=8-0］Maria Louiza GKIKA（ギリシャ）
２回戦 ○［フォール、0:17=2-0］Parveen PARVEEN（インド）
１回戦 ○［フォール、1:14=6-0］Aleksandra BEREZOVSKAYA（AIN＝ロシア）
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【49kg級】小川凜佳（岐阜・中京高） 優勝＝15選手エントリー《トーナメント表》
決 勝 ○［Ｔフォール、1:35=11-0］Sviatlana KATENKA（AIN＝ベラルーシ）
準決勝 ○［フォール、2:46=6-0］Tana TIULIUSH（AIN＝ロシア）
２回戦 ○［Ｔフォール、2:28=10-0］Drishti DRISHTI（インド）
１回戦 ○［Ｔフォール、1:32=11-0］Arina ABDULLINA（カザフスタン）
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【57kg級】内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高） 優勝＝21選手エントリー《トーナメント表》
決 勝 ○［Ｔフォール、1:51=10-0］Eylem ENGIN（トルコ）
準決勝 ○［Ｔフォール、1:12=10-0］YeoJin MIN（韓国）
３回戦 ○［8-4］Neha NEHA（インド）
２回戦 ○［Ｔフォール、1:20=10-0］Kai Yi LI（台湾）
１回戦 ○［Ｔフォール、1:23=10-0］Nikola PIECHOCKA（ポーランド）
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【65kg級】吉田千沙都（三重・一志クラブ） 優勝＝16選手エントリー《トーナメント表》
決 勝 ○［5-1］Duygu GEN（トルコ）
準決勝 ○［5-0］Margarita SALNAZARIAN（AIN＝ロシア）
２回戦 ○［2-0］Mukhayyo RAKHIMJONOVA（ウズベキスタン）
１回戦 ○［Ｔフォール、10-0］Marina AKHAI（モンゴル）
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【73kg級】内山陽誇（福島・ふたば未来学園高） 5位＝17選手エントリー《トーナメント表》
３決戦 ●［0-2］Aliaksandra KAZLOVA（AIN＝ベラルーシ）
敗復戦 ○［4-2］Laia HORTA GALLARDO（スペイン）
２回戦 ●［0-6］Piper Meredith FOWLER（米国）
１回戦 ＢＹＥ
