※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2023年全日本マスターズ選手権は1月22日、千葉・佐倉市民体育館で212選手(男子141選手、女子11選手、フレッシュマンズ60選手)が出場して、3年ぶりに行われ、A(35~40歳)78kg級では、昨年の明治杯全日本選抜選手権・男子グレコローマン72kg級優勝の井上智裕(FUJIOH=注:全日本トップ選手であるため敬称略)が3試合に勝って初出場で優勝。実力を見せた。
開始式には、佐倉市の西田三十五市長が出席してあいさつ。全国からの参加者を歓迎した。大会前には「10回出場」「還暦(かんれき=60歳)」「古希(こき=70歳)」「傘寿(さんじゅ=80歳)」の特別表彰が行われた(注=2年間開催されなかったため、その年齢を超える選手を含む)。
特別表彰選手、階級別成績一覧は下記の通り。
《10回出場》寺本了(群馬県・PALAISTRA)、小笠原賢一(千葉・佐々木道場)、奥田哉志(千葉・柏クラブ)、佐々木友和(千葉・佐々木道場)、市原卓(香川・高松クラブ)、星野谷新一(栃木・宇都宮商高OB)、硎谷浩丈(東京・BRAVE)、小林幸宏(栃木・栃木県協会)、西村盛正(宮崎県・南九州大)
《還暦》森巧(東京・新日本管財)、木藤達哉(埼玉・山中道場)、藤島一人(徳島・徳島県協会)、橋浦晋(宮城・聴覚支援学校)、鈴木芳晴(山形・山形クラブ)、五位塚悟(埼玉・大東大OB)、小松誉憲(神奈川・SEA HAWKS)、松沢徹(東京・太田章クラブ)
《古希》新津秀明(福岡・九国レスリング会)、村本健二(東京・フィギュアフォークラブ)、野山繁(岡山・くらしきJWS)
《傘寿》田島毓堂(愛知・フリー)
▲A(35~40歳)78kg級は、昨年の明治杯全日本選抜選手権と国体王者の井上智裕(FUJIOH)が優勝。写真は、準決勝で岩井康輔さん(青=京都・舞鶴クラブ)に21年ぶりにリベンジした試合(関連記事)