※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
10月17日(月)からスペイン・ポンテベドラで始まる2022年U23世界選手権に出場する女子チームが15日、成田空港から出発した。前回出場した2019年大会は、7階級で優勝し、国別対抗得点では2位の中国にダブルスコア以上の大差をつけて優勝した(日本が230点、中国が105点)。
冨田和秀コーチ(自衛隊)は「現役の世界チャンピオンが3人、元世界チャンピオンが1人。他にもジュニアなどの世界チャンピオン経験者もいて、シニアの世界選手権代表チームと言ってもいいメンバー。心配はしていません」と、選手に全面の信頼を置く。ただ、勝負の世界である以上、「絶対」はないわけで、「取りこぼしをしないよう、万全の準備をして臨ませます」と言う。
12月には2024年パリ・オリンピックへ向けての選考レースがスタートする。「どの選手もここで勝って弾みをつけたいと思う」と話し、選手の奮起を期待した。
女子は19日(水)~21日(金)に行われる。
【監督】吉村祥子(エステティックTBC)=出発済み
【コーチ】冨田和秀(自衛隊)、志土地翔大(ジェイテクト)
【代表選手】
▼50kg級 須﨑優衣(キッツ)
▼53kg級 奥野春菜(自衛隊)
▼55kg級 清岡もえ(育英大)
▼57kg級 南條早映(東新住建)
▼59kg級 德原姫花(自衛隊)
▼62kg級 尾﨑野乃香(慶大)
▼65kg級 森川美和(ALSOK)
▼68kg級 松雪成葉(ジェイテクト)
▼72kg級 新倉すみれ(神奈川大)
▼76kg級 松雪泰葉(ジェイテクト)