※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※エントリーによる予想で、負傷による棄権・選手交代等は勘案しておりません
10月2日(日)・3日(月) 成年男子フリースタイル/女子/少年男子フリースタイル
4日(火)・5日(水) 成年男子グレコローマン/少年男子グレコローマン
【53kg級】《トーナメント表》
世界選手権代表の藤波朱理(三重・日体大)がエントリーしている。同選手権出場を断念した負傷の回復具合はどうか。8月の全日本学生選手権を制した下野佑実(群馬・育英大)とU20アジア選手権優勝の大野真子(熊本・日体大)が決勝進出を目指す。
反対ブロックでは、全日本選抜選手権2位の奥野春菜(埼玉・自衛隊)、同3位で3大会連続優勝を目指す入江ななみ(福岡・ミキハウス)がエントリー。お互いに勝ち上がれば準決勝で対戦する。奥野のブロックには、4月のアジア選手権55kg級優勝の今井佑海(京都・日大)、U20世界選手権55kg級優勝の清岡もえ(高知・育英大)の55kg級の強豪が階級を下げて挑む。
入江のブロックには、全日本学生選手権2位の片岡梨乃(千葉・早大)、全日本社会人選手権50kg級を制した田中ゆき(佐賀・佐賀県スポーツ協会=旧姓入江)がいる。入江と田中が順当に勝ち上がれば、3回戦で姉妹対決が実現する。
田中の夫・哲矢は男子フリースタイル125kg級にエントリーしており、両者ともに出場すれば国体初の夫婦での出場となる。
【62kg級】《トーナメント表》
昨年の全日本選手権2位の類家直美(青森・至学館大)は、全日本選手権65kg級2位の源平彩南(愛知・アイシン)、全日本選抜選手権57kg級2位の南條早映(兵庫・東新住建)ら他階級の強豪と準決勝進出を争う。
全日本選抜選手権2位の今井海優(京都・自衛隊)は、全日本学生選手権2位の惣崎優音(静岡・日体大)、同57kg級優勝の山口夏月(埼玉・至学館大)、U20アジア選手権59kg級優勝の中村成実(富山・法大)らを相手に準決勝進出を目指す。
こちらブロックの準決勝が、類家-今井の「全日本選手権2位と全日本選抜選手権2位の激突」となるか。
反対のブロックは、昨年の世界選手権59kg級2位の花井瑛絵(三重・朝明高教)が約1年ぶりに復帰して参戦。U20世界選手権65kg級優勝の吉武まひろ(長崎・日体大)、同57kg級優勝の屶網瑠夏(大阪・至学館大)、全日本選抜選手権59kg級3位の德原姫花(高知・自衛隊)らと決勝進出を争う。