リザ・カヤルプ（トルコ）が5度目の世界一、キルギス男子が2階級目の金メダル…2022年世界選手権・男子グレコローマン

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　【ベオグラード（セルビア）】2022年世界選手権第4日は9月13日、セルビア・ベオグラード男子グレコローマン2階級と女子2階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、女子は2階級で日本が優勝。男子グレコローマンはキルギスとトルコが優勝した。

5度目の世界一に輝いたリザ・カヤルプ（トルコ）

　男子グレコローマン130kg級は東京オリンピック3位のリザ・カヤルプ（トルコ）が昨年のU23世界王者のアミン・ミルザザデ（イラン）を破って優勝。5度目の世界王者に輝いた。

　60kg級は、東京オリンピック7位で今年のアジア選手権を制したジョラマン・シャルシェンベコフ（キルギス）が優勝。前日、キルギス男子で初めて世界一に輝いた77kg級のアクジョル・マフムドフに続いた。

　男子グレコローマンの国別対抗得点は2階級優勝のトルコで、2位はアゼルバイジャン、4階級で優勝した地元のセルビア3位だった。

　各階級のファイナルは下記の通り。

男子グレローマン

　【60kg級】＝29選手出場

　▼決勝
Zholaman SHARSHENBEKOV（キルギス）○［Ｔフォール、2:30=11-2］●Edmond NAZARYAN（ブルガリア）

　▼3位決定戦
Aidos SULTANGALI（カザフスタン）○［7-1］●Krisztian KECSKEMETI（ハンガリー）
文田健一郎（日本）○［5-1］●Murad MAMMADOV（アゼルバイジャン）

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　【130kg級】＝25選手出場

　▼決勝
Riza KAYAALP（トルコ）○［1-1］●Amin MIRZAZADEH（イラン）

　▼3位決定戦
Mantas KNYSTAUTAS（リトアニア）○［3-1］●Iakobi KAJAIA（ジョージア）
Alin ALEXUC CIURARIU（ルーマニア）○［5-3］●Muminjon ABDULLAEV（ウズベキスタン）

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　《国別対抗得点》

［1］トルコ 125点、［2］アゼルバイジャン 118点、［3］セルビア 110点、［4］イラン 81点、［5］キルギス 77点、［6］ジョージア 76点、［7］ハンガリー 70点、［8］ウズベキスタン 61点…［14］日本 32点

女子

　【55kg級】＝17選手出場

　▼決勝
志土地真優（日本）○［Ｔフォール、2:59=10-0］●Oleksandra KHOMENETS（ウクライナ）

　▼3位決定戦
Mengyu XIE（中国）○［フォール、4:56=6-12］●Jacarra WINCHESTER（米国）
Karla GODINEZ（カナダ）○［6-2］●Mariana DRAGUTAN（モルドバ）

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　【62kg級】＝24選手出場

　▼決勝
尾﨑野乃香（日本）○［Ｔフォール、2:28=10-0］●Kayla MIRACLE（米国）

　▼3位決定戦
Ilona PROKOPEVNIUK（ウクライナ）○［8-7］●Aisuluu TYNYBEKOVA（キルギス）
Xiaojuan LUO（中国）○［4-3］●Ana GODINEZ（カナダ）