※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2022年U20世界選手権最終日は8月21日、ブルガリア・ソフィアで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、60kg級の五味虹登(育英大)が3位決定戦に進んだものの、敗れて5位に終わった。67kg級の豊田崚真(拓大)は敗者復活戦で敗れた。
五味は敗者復活戦で米国とウクライナの選手にテクニカルフォール勝ちして3位決定戦へ進み、U23欧州王者のニハト・ザヒド・マンマドリ(アゼルバイジャン)と対戦。3-3のスコアながら、ラストポイントによって惜敗した。
男子グレコローマンは前日の「銅2」に終わったが、2015年から続いているメダル獲得は守った。国別対抗得点は40点で11位。優勝は4階級優勝のイランで、アゼルバイジャン、ウクライナが続いた。
各選手の成績は下記の通り。
【60kg級】五味虹登(育英大) 5位=18選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[3-3]Nihat Zahid MAMMADLI(アゼルバイジャン)
敗復2 ○[Tフォール、2:06=9-1]Volodymyr VOITOVYCH(ウクライナ)
敗復1 ○[Tフォール、5:21=9-0]Maxwell Hopper BLACK(米国)
(以下、前日に実施)
2回戦 ●[9-13]Saeid Morad Gholi ESMAEILI LEIVESI(イラン)
1回戦 BYE
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【67kg級】豊田崚真(拓大) 15位=28選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[5-5]Luka IVANCIC(クロアチア)
(以下、前日に実施)
1回戦 ●[1-9]Nika BROLADZE(ジョージア)
(以下、前日に終了。確定順位を記載)
【72kg級】西田衛人(専大) 21位=31選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[2-4]Amir Ali ABDI(イラン)
※敗者復活戦に回れず
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【82kg級】山口蓮汰(神奈川大) 14位=24選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[Tフォール、2:34=0-9]Rohit DAHIYA(インド)
1回戦 ○[3-2]Ivaylo Plamen IVANOV(ブルガリア)
※敗者復活戦に回れず
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【97kg級】中原陸(大東大) 18位=21選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[フォール、0:18=0-3]Islomjon RAKHMATOV(ウズベキスタン)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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《国別対抗得点》
[1]イラン 174点、[2]アゼルバイジャン 119点、[3]ウクライナ 93点、[4]アルメニア 83点、[5]トルコ 81点、[6]カザフスタン 78点、[7]ジョージア 58点、[8]モルドバ 53点、…[11]日本40点