※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)と米国レスリング協会は1月20日、今年、来年と2年連続して男子フリースタイルと女子のワールドカップ(W杯)を米国・アイオワ州コーラルビルで開催することを発表した。
期日は、今年が12月10日(土)~11日(日)、2023年が12月9日(土)~10日(日)。会場は、2020年9月にオープンしたエクストリーム・アリーナで、レスリングのみならず多くの競技でビッグイベントが開催されている体育館。
ワールドカップはUWWが主催する団体戦で、以前は世界選手権の国別対抗得点の上位6~10ヶ国によって争われていた。2020年にルールが変更になり、世界選手権の国別対抗得点上位5ヶ国と、「世界選抜チーム」(上位5ヶ国以外の選手で、世界選手権の個人成績に基づき選抜された選手から構成される)を加えた6チームによって争われる(注=この方式ではまだ実施されていないため、総当たりか2ブロック制かは不明)。
男子フリースタイルのワールドカップが米国で開催されるのは、2018年のアイオワ州アイオワ以来で、女子の米国開催は初めて。男女が同時に行われるのも初。
UWWは、今年の男子グレコローマンのワールドカップを、11月5日(土)~6日(日)にアゼルバイジャン・バクーで行うことも発表した。同じく世界選手権の上位5ヶ国と世界選抜チームによる闘い。
男子グレコローマンの同大会がイラン以外で開催されるのは、2012年のロシア・サランスク以来。
なお、2023年世界選手権(ロシア・クラスノヤルスク)の代表選考大会ともなる今年の全日本選手権は、男子フリースタイルと女子のワールドカップ直後の12月22日(木)~25日(日)が予定されている。