※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2024年パリ・オリンピックへの本格スタートとなる2022年。本ホームページは、本協会の富山英明会長と、1970年代後半から80年代にかけて男子マラソンを牽引した日本陸上競技連盟の瀬古利彦副会長の対談をお届けします。
今でこそ、他の競技のオリンピアンも含めて懇意な2人。現役時代は、競技は違うもののライバル意識ゆえに口を聞いたこともなかったと言う。瀬古副会長が「富山さんの目は怖かった」という思い出を披露するなど、勝負の世界に生きる人間に必要な厳しさや心構えを話してくれました。
「ライバルに対してはミステリアスなムードを残していた方が絶対にいい」(瀬古副会長)、「世界の頂点を目指すのであれば、ライバルにいかに勝つかを四六時中考えないといけない」(富山会長)。
2人のオリンピアンの熱きメッセージにご期待ください。
【新春対談予定】
1月1日:困難の中で開催された東京オリンピックに感謝
1月2日:2024年パリ・オリンピックの闘いは始まっている
1月3日:ネット社会の到来! 時代に対応することが必要
1月4日:ライバル同士が食事して記念撮影……信じられない!
1月5日:時代は変わっており、“令和の指導”が必要
瀬古利彦(せこ・としひこ)1956年7月15日、三重県桑名市生まれ。1970年代後半から1980年代にかけて宗茂・宗猛兄弟、中山竹通らとともに日本長距離界をリード。トラック競技では日本記録を総ナメにし、マラソンでは福岡国際マラソン3連覇のほか、ボストン、ロンドン、シカゴの大会を制覇。15レース中10度の優勝。昨年6月、日本陸上競技連盟の副会長に就任。