※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)
【男子グレコローマン72kg級・優勝】
マルハス・アモヤン(Amoyan, Malkhas=アルメニア)
1999年1月22日生まれ、22歳。2016年欧州カデット選手権優勝、2016年世界ジュニア選手権2位、2018年世界ジュニア選手権優勝など2つの世代で活躍。2019年は欧州ジュニア選手権72kg級を制したあと、世界選手権同級は7位。
オリンピック階級にこだわらず、72kg級で2020年個人戦ワールドカップ2位、2021年欧州選手権2位、U23欧州選手権優勝と実力をつけ、勢いをつけて世界一に輝いた。
■マルハス・アモヤンの話「(決勝の相手の)ロシアの選手は、今年5月のU23欧州選手権で彼と闘っていて、彼のスタイルを知っていました。決勝の前にコーチと作戦を練り、私の夢のために6分間、全力で闘うことを決めました。
昨年の個人戦ワールドカップと今年のシニアの欧州選手権の2つのトーナメントで、ともに決勝で負けましたが、これらの決勝で負けていなければ、今日の決勝では勝てなかったでしょう。負けたことがエネルギーになりました。私の夢はオリンピック・チャンピオンになることです。階級を77kg級に上げる予定です」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[3-1]Kutuzov, Sergey(RWF)
準決勝 ○[10-6]Mokhtari, Mohammad Reza Hojatollah(イラン)
3回戦 ○[5-0]Sleiva, Kristupas(リトアニア)
2回戦 ○[Tフォール、1:34=8-0]Joergensen, Harvaard(ノルウェー)
1回戦 BYE
【表彰式】
[2]Kutuzov, Sergey(RWF)
[3]Sahakyan, Gevorg(ポーランド)
[3]Sleiva, Kristupas(リトアニア)
【決勝・動画】
Amoyan, Malkhas(アルメニア)○[3-1]●Kutuzov, Sergey(RWF)