※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は10月19日、改選されたアスリート委員会の委員長にアルセン・ジュルファラキャン(34歳=アルメニア)が選出されたことを発表した。2012年ロンドン・オリンピックの男子グレコローマン74kg級2位で、2014年世界選手権75kg級優勝などの実績を持っており、2017年から今夏までも同委員会のメンバー。再任されていた。
今後、アスリートを代表してUWW理事会に出席するほか、国際オリンピック委員会(IOC)アスリートフォーラム、世界アンチドーピング機構(WADA)、その他の組織にレスリング選手を代表して出席する場合もあるという。最初の仕事は、来月1~7日にセルビア・ベオグラードで行われるU23世界選手権(日本は不参加)の期間中に行われるUWW理事会への出席。
ジュルファラキャンは「委員会をさらに高いレベルに引き上げるため、私の知識、経験、エネルギーをすべて活用するようにしたい。それは、委員会とUWWのすべてのメンバーとの緊密な協力によってのみ可能になるでしょう」とコメントした。
同委員会には、日本から須﨑優衣選手(早大)が選ばれている(関連記事)。