※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)
【男子フリースタイル74kg級・優勝】
カイル・デイク(Dake, Kyle Douglas=米国)
1991年2月25日生まれ、30歳。米国では珍しく、若くしてグレコローマンに打ち込み、2008年世界ジュニア選手権はグレコローマンで出場(14位)。コーネル大ではカレッジスタイルとフリースタイルに専念し、史上3人目となる全米学生選手権4度優勝を達成した。4階級にわたる4度優勝は史上初。
2016年リオデジャネイロ・オリンピックは、74kg級でジョーダン・バローズの壁を敗れなかったが,その後、79kg級で2018年世界選手権に出場して優勝。翌2019年も世界一に輝いた。東京オリンピックへ向けて74kg級に落とし、国内予選でバローズを撃破して代表へ。同級で初の世界大会となったオリンピックでは3位だった。
■カイル・デイクの話「コーチ、トレーナーのほか、私をこの場に立てるように育ててくれた人たちに感謝したい。私には2人の小さな女の子がいる。家を守ってくれた妻にも感謝したい。米国を代表して闘うことができ、優勝できて本当にうれしい」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[7-3]Salkazanov, Tajmuraz Mairbekovic(スロバキア=元ロシア)
準決勝 ○[9-1]Nurikau, Azamat(ベラルーシ)
3回戦 ○[5-0]Eryilmaz, Fazli(トルコ)
2回戦 ○[Tフォール、1:11=11-0]Diacon, Vasile(モルドバ)
1回戦 BYE
【表彰式】
[2]Salkazanov, Tajmuraz Mairbekovic(スロバキア=元ロシア)
[3]Eryilmaz, Fazli(トルコ)
[3]Bizhoev, Timur(RWF)
【決勝・動画】
Dake, Kyle Douglas(米国)○[7-3]●Salkazanov, Tajmuraz Mairbekovic(スロバキア=元ロシア)