※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2021年世界選手権が終わり、世界レスリング連盟(UWW)はホームページに各階級の2021年ランキングを掲載。日本はからは男子フリースタイル65kg級の乙黒拓斗(自衛隊)、男子グレコローマン55kg級の松井謙(日体大)、女子53kg級の向田真優(ジェイテクト)、同55kg級の櫻井つぐみ(育英大)の4選手が1位にランクされている。
2位には、女子50kg級の須﨑優衣(早大)、同62kg級の川井友香子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)、同65kg級の森川美和(日体大)、同72kg級の古市雅子(自衛隊)、3位に同53kg級の藤波朱理(三重・いなべ総合学園高)が入っている。
今年の残っているランキング大会はアフリカ選手権のみだが、今月19~24日にモロッコで予定されていた同選手権は、新型コロナウィルス感染拡大のため中止。アフリカ連盟は期日と場所を変えての開催を目指しているが、現段階で予定にはない。
中止の場合、2020年大会の成績が反映される見込み。どの階級にもアフリカ選手で3位以内に入る可能性を持つ選手はおらず、現在のランキングが今年の1~3位となるのが確定的となった。
各階級の1位選手には1万ドル(約114万円)、2位選手には7,000ドル(約79万8000円)、3位選手には3,000ドル(約34万2000円)の賞金が授与される。
日本選手が3位以内に入っている階級のランキングは下記の通り。
(注)同得点の場合の順位について、規定は不明です。オリンピックなど上位大会の順位によるものと思われます。
【65kg級】
[1]乙黒拓斗(日本)88点
[2]SHAKHIEV Zagir(RWF=ロシア・レスリング連盟)80点
[3]BAJRANG Bajrang(インド)58点
【55kg級】
[1]松井謙(日本)58点
[2]SEFERSHAEV Emin Narimanovitch(RWF=ロシア・レスリング連盟)58点
[3]AZIZLI Eldaniz(アゼルバイジャン)39点
【50kg級】
[1]HILDEBRANDT Sarah Ann(米国)82点
[2]須﨑優衣(日本)68点
[3]STADNIK Mariya(アゼルバイジャン)60点
【53kg級】
[1]向田真優(日本)68点
[2]VINESH Vinesh(インド)58点
[3]藤波朱理(日本)58点
【55kg級】
[1]櫻井つぐみ(日本)58点
[2]ANA Andreea Beatrice(ルーマニア)39点
[3]ZASINA Roksana Marta(ポーランド)39点
【62kg級】
[1]TYNYBEKOVA Aisuluu(キルギス)136点
[2]川井友香子(日本)68点
[3]MIRACLE Kayla Colleen Kiyoko(米国)56点
【65kg級】
[1]RINGACI Irina(モルドバ)78点
[2]森川美和(日本)38点
[3]MUKATAY Gaukhar(カザフスタン)26点
【72kg級】
[1]BAKBERGENOVA Zhamila(カザフスタン)64点
[2]古市雅子(日本)58点
[3]CAVUSOGLU TOSUN Buse(トルコ)35点