※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
オリンピックV3へ向け、世界選手権へ挑むロマン・ブラソフ(ロシア)=提供・UWW/撮影:Kadir Caliskan
ロシア・レスリング協会は9月25日、世界選手権(10月2~10日、ノルウェー・オスロ)の男子グレコローマンの代表をホームページで発表。オリンピックに2度優勝し、東京大会出場を逃したロマン・ブラソフが77kg級に出場する。
10月6日に31歳となる同選手は、東京大会出場を逃したものの引退を否定。1大会をあけてオリンピックに3度優勝したブバイサ・サイキエフ(1996・2004・08年=男子フリースタイル74kg級)の例を挙げ、パリ大会まで闘うことを明言した。9月初めには「リュボミール・イワノビッチ・ゲジャ国際大会」(セルビア)に出場し、2019年72kg級世界王者のアブヤジド・マンチゴフを破って優勝した。
各階級の代表は下記の通り。出場を希望していると伝えらえた東京オリンピック97kg級優勝のムサ・エブロエフは代表入りしていない。
▼55kg級 Sefershaev, Emin=2021年欧州選手権優勝
▼60kg級 Maryanyan, Stepan=2018年世界選手権63kg級優勝
▼63kg級 Labazanov, Ibragim=2016年リオデジャネイロ・オリンピック59kg級代表
▼67kg級 Abdullaev, Nasir =2020年個人戦ワールドカップ優勝
▼72kg級 Kutuzov, Sergey=2021年U23欧州選手権3位
▼77kg級 Vlasov, Roman=2012・16年オリンピック優勝
▼82kg級 Akiev, Adlan=2021年欧州選手権優勝
▼87kg級 Alirzaev, Milad=2021年欧州選手権3位
▼97kg級 Sargsyan, Artur=2021年U23欧州選手権優勝
▼130kg級 Gedekhauri, Zurabi=2021年欧州選手権3位
(ロシア協会ホームページより)