※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年8月5~6日、千葉・幕張メッセ)
【男子フリースタイル74kg級・優勝】
ザウルベク・シダコフ(Sidakov, Zaurbek=ROC)
(提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan)
(提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan)
1996年3月14日生まれ、25歳。10歳からレスリングを始める。カデット時代は国際舞台で飛躍することはなかったが、
2015年に世界ジュニア選手権66kg級3位。同年のシニアのワールドカップ第2代表に抜擢され、2016年に70kg級でロシア選手権優勝。
2017年U23欧州選手権2位、2018年同74kg級優勝を経て、同年の世界選手権74kg級に初出場初優勝。2019年は欧州大会と世界選手権を制した。コロナ禍明け直後の2020年ロシア選手権は3位と不覚を喫したが持ち直し、オリンピックの優勝につなげた。
■ザウルベク・シダコフの話「この金メダルは、私がこの日のためにやってきた練習で流した汗とすべての困難を思い出させてくれます。最も困難なときに私を支えてくれたすべての人に感謝したい。この金メダルは、私が私のスポーツで最高の成功をおさめたことを意味します。私は、今の気持ちを本当にどう表現していいか分かりません」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[7-0]Kadzimahamedau, Mahamedkhabib(ベラルーシ)
準決勝 ○[Tフォール、11-0]Kaisanov, Daniar(カザフスタン)
2回戦 ○[13-6]Abdurakhmanov, Bekzod(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、12-2]Midana, Augusto(ギニアビサオ)
【表彰式】
(提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan)
[2]Kadzimahamedau, Mahamedkhabib(ベラルーシ)
[3]Dake, Kyle Douglas(米国)
[3]Abdurakhmanov, Bekzod(ウズベキスタン)