※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年8月4~5日、千葉・幕張メッセ)
【男子フリースタイル57kg級・優勝】
ザウール・ウグエフ(Uguev, Zaur=ROC)
(提供=UWW / 撮影=Tony Rotundo)
(提供=UWW / 撮影=Tony Rotundo)
1995年3月27日生まれ、26歳。8歳からレスリングを始める。2011・12年世界カデット選手権で優勝。2016年からシニアの国際大会に出場し、2017年にヤリギン国際大会(ロシア)優勝を経てロシア王者へ。世界選手権は初戦でサンディープ・トマール(インド)に敗れた。2018年、欧州選手権2位を経て、世界選手権で栄冠をつかんだ。
2019年は欧州選手権3位とつまずいたが、世界選手権では2連覇を達成。コロナ禍によるブランクを経て。2020年12月の個人戦ワールドカップ優勝と実力をキープ。2021年6月の「サッサリ国際大会」(イタリア)61kg級優勝を経て、オリンピックの金メダルにつなげた。
■ザウール・ウグエフの話「メダルは重く、おそらく私が持っているメダルの中で最も重いものです。そして、最も重要なメダルです。もちろん、世界選手権のメダルも重要ですが、これは特別なものです。父に金メダルを捧げたいと思います。優勝までの道は容易ではなかった。普通は、決勝が最も厳しい闘いになるが、今回は1回戦と2回戦の2試合が簡単ではなかった。ともにリードされていて、最後に実力を発揮することができた。負けたくなかった.その気持ちが、すべてがうまくいったと思う」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[7-4]Kumar, Ravi(インド)
準決勝 ○[8-3]Atrinagharchi, Reza Ahmadali(イラン)
2回戦 ○[6-6]Abdullaev, Gulomyon(ウズベキスタン)
1回戦 ○[5-4]Gilman, Thomas Patrick(米国)
【表彰式】
[2]Kumar, Ravi(インド)
[3]Sanayev, Nurislam(カザフスタン)
[3]Gilman, Thomas Patrick(米国)