2021.03.24

アイオワ大が11年ぶり24度目の優勝、5連覇を目指したペンシルベニア州立大を退ける…NCAA選手権

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

ペンシルベニア州立大の天下にピリオドを打ち、11年ぶりに優勝したアイオワ大=NCAAホームページより

 全米学生(NCAA)選手権は3月18~20日、ミズーリ州セントルイスで行われ、アイオワ大が1階級のみの優勝ながら129点を獲得し、2010年以来、11年ぶり24度目の優勝を成し遂げた。

 5連覇を目指したペンシルベニア州立大は、4階級を制したものの113.5点に終わって2位。最終日午前の段階で優勝の望みが消えていた。3位は99.5点のオクラホマ州立大。

 アイオワ大は、1972年ミュンヘン・オリンピック金メダリストのダン・ゲーブル監督の下で1976年から1997年の間に16回優勝するなど、2010年までに23回優勝を誇る強豪チーム。ペンシルベニア州立大の台頭によって2010年を最後に優勝から見放されていた。現在のトム・ブランズ監督(1996年アトランタ・オリンピック金メダリスト)の下では、2008・09・10年に続く4度目の優勝。