※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
4月2日(金)~4日(日)にモロッコ・アルジャディーダで行われる予定だった東京オリンピックのアフリカ・オセアニア選手権が、チュニジア・ハンマメットでの開催に変更されることが分かった。モロッコで4月6日(火)から行われる予定だったアフリカ選手権(ジュニア、カデットを含む)は延期となった。今年中にモロッコで行われる予定。
世界レスリング連盟(UWW)は「モロッコ政府から、すべての国の入国を認める保証が得られなかったため」と説明。一部の国からの入国ができないことで、開催をあきらめたもよう。対象国には先週中に通達されていた。
世界レスリング連盟(UWW)は、政治のレスリングへの介入を認めない姿勢を示しており、特定の国の入国を拒否する国には国際大会を開催させないなどの措置をとっている。新型コロナウィルスのパンデミック下でも、この原則を貫いた。