2021.03.10

のべ268万人が視聴している2018年の乙黒拓斗(山梨学院大)-バジラン・プニア(インド)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 世界レスリング連盟(UWW)は3月8日、国際女性デーにちなんで、オリンピックにおける女子の階級増などUWWのジェンダー平等への取り組みについての足跡と今後の展望を紹介。それにちなみ、これまでにUWW公式動画サイトで最も多くのアクセスを記録している試合が、2017年世界選手権(フランス)の女子48kg級2回戦、ビネシュ・フォガト(インド)-ビクトリア・アンソニー(米国)で、「289万8,330アクセス」であることを明らかにした。

 アクセスの2位は、同年世界選手権の男子フリースタイル97kg級決勝、アブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)カイル・スナイダー(米国)のオリンピック王者同士の対戦で、「273万4,215アクセス」。3位には、2018年世界選手権(ハンガリー)男子フリースタイル65kg級決勝、乙黒拓斗(山梨学院大)-バジラン・プニア(インド)が入っており、「267万8,806アクセス」であることが分かった(下記動画)。

 インド選手がからんだ試合が上位にいくつか入っている。2018年のインドのプロリーグでの視聴者はのべ8億5000万人で、レスリング人気の高いインドでの視聴が数字を上げていることが推測される。

 日本選手がらみの2位も乙黒拓斗で、2018年世界選手権の準決勝、アフメド・チャカエフ(ロシア)戦の「61万9,532アクセス」。全体では32位。

 同3位には2018年アジア選手権(キルギス)女子65kg級決勝、今井海優(自衛隊)-ナブジョト・カウアー(インド)が入っており、「53万784アクセス」で、全体では36位となっている。(いずれも3月9日現在のアクセス数)