※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国協会はホームページで、10月9日(金)~11日(日)にアイオワ州コーラルビルでシニアの全米選手権を開催することを発表した。実施されるのはオリンピック階級(各スタイル6階級)の予定だが、東京オリンピックの選考にはからまないという。
ただし、12月に世界レスリング連盟(UWW)が世界選手権(セルビア)の開催を発表しており、この予選になる可能性もあるとのこと。その場合は各スタイル10階級で実施。決勝は、これまで米国代表を決める闘いに採用している3戦2勝システム(最高3試合を実施し、2勝した選手が勝ち)を取り入れるという。
米国は、UWWの会議では今年中の国際大会開催には反対していた。今回の発表では、世界選手権への出場の可能性を示唆したことになる。
今年の世界選手権は、出場国が「前年大会の上位10ヶ国のうち8ヶ国を含めた70%以上」などを開催の条件としている。米国は昨年の世界選手権では、男子フリースタイルと女子で国別対抗得点10位以内に入っている。