※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界選手権代表を含む男子両スタイルの全日本チームが8月5日、合宿をスタートした。フリースタイルは山梨学院大、グレコローマンは群馬・草津と、実施の場所は違うが、フリースタイルの井上謙二強化委員長(自衛隊)とグレコローマンの松本慎吾強化委員長(日体大教)が共通して口にしたのは「徹底的に追い込む合宿」-。大学のテストも終わって学生選手もほぼフル参加、世界選手権(9月14~22日、カザフスタン・ヌルスルタン)まで1ヶ月以上あり、大勢の選手による激しい競争の練習が展開される。
フリースタイルはスパーリング中心の約2時間半の練習。山梨学院大の選手や、9日に出発する世界ジュニア選手権(エストニア)の代表選手、インターハイを終えたばかりのジュニア&シニアの代表選手の髙橋夢大(京都・網野高)も加わっての練習。
標高が約1200メートルという高地での合宿となったグレコローマンは、日体大とともに練習。マットワークのあと森林コースを走り、心肺機能の強化をはかった。
フリースタイルは10日まで、グレコローマンは14日まで行われる。
※本合宿は競技力向上事業の助成を受けています。