エリカ・ウィーブ（カナダ）が世界女王を破って優勝…6.30カナダ・カップ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

国際大会2大会連続優勝のエリカ・ウィーブ（カナダ）＝写真は2018年ワールドカップ（撮影・矢吹建夫）

　6月30日にカナダ・カルガリーで行われた「カナダカップ」の女子76kg級決勝で、2016年リオデジャネイロ・オリンピック優勝のエリカ・ウィーブ（カナダ）と昨年の世界選手権72kg級優勝のジャスティナ・ディスタシオ（同）が4月のカナダ選手権に続いて激突。ウィーブが7－5で勝って優勝した。

　ウィーブは、昨年の世界選手権（ハンガリー）では優勝したアデライン・グレイ（米国）に準決勝で敗れて3位。今年4月のパンアメリカン選手権（アルゼンチン）でもグレイに敗れて3位だったが、5月のサッサリ国際大会（イタリア）では2012年ロンドン・オリンピック女王のナタリア・ボロビエワ（ロシア）を破るなどして優勝。世界女王返り咲きに向けて調子を上げている。