【6.13～16明治杯全日本選抜選手権・展望（25）】文田健一郎（ミキハウス）と太田忍（ALSOK）が再度激突か…男子グレコローマン60kg級

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

2019年明治杯全日本選抜選手権（6月13～16日、東京・駒沢体育館）

《大会日程》 ／ 《2019年世界選手権大会、2020年東京オリンピックにおける選手選考基準》

男子グレコローマン60kg級・展望（6月15～16日実施）

今度も激戦か？　宿命のライバル、文田健一郎（青＝ミキハウス）と太田忍（ALSOK）

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

　日本代表を激しく争っている文田健一郎（ミキハウス）と太田忍（ALSOK）の闘いが続きそう。全日本王者に返り咲いた文田は4月のアジア選手権では3位に終わり、再起戦となる。太田は冬の欧州遠征に参加し、ハンガリー・グランプリ63kg級で優勝などの結果を出した。勝ったり負けたりを繰り返す世界最高レベルの闘いの行方は？

　世界ジュニア選手権３位の矢部和希（日体大）のほか、高校生にして全日本選手権3位入賞を果たし4月のJOC杯63kg級を制した曽我部京太郎（愛媛・今治西高）ら若い力が実力を発揮するか。

　国体優勝のベテランで予選を通過した清水早伸（自衛隊）、西日本学生選手権2連覇で2月のペトコ・シラコフ－イワン・イリエフ国際大会3位の神田優人（中京学院大）らが優勝争いにからめるか。

2018年全日本選手権 →クリック

　▼決勝
文田健一郎（ミキハウス）○［7-2］●太田忍（ALSOK）

　▼3位決定戦
矢部和希（日体大）○［フォール、1:40=3-0］●清水賢亮（拓大）
曽我部京太郎（愛媛・今治西高）○［Ｔフォール、2:26=8-0］●河口清（九州共立大）

エントリー選手（12選手）

※2018年世界選手権代表と全日本選手権1～3位選手以外はアイウエオ順

太田忍

文田健一郎

曽我部京太郎

矢部和希

清水早伸

《2018年世界選手権9位／2018年全日本選手権2位》
太田 忍（おおた・しのぶ＝ALSOK）
1993年12月28日生まれ、25歳。青森県出身。山口・柳井学園高～日体大卒。165cm。2019年ハンガリー・グランプリ優勝

《2018年全日本選手権優勝》
文田 健一郎（ふみた・けんいちろう＝ミキハウス）
1995年12月18日生まれ、23歳。山梨県出身。山梨・韮崎工高～日体大卒。168cm。2019年アジア選手権3位

《2018年全日本選手権3位》
曽我部 京太郎（そがべ・きょうたろう＝愛媛・今治西高）
2001年7月03日生まれ、17歳。愛媛県出身。168cm。2019年JOC杯63kg級優勝

《2018年全日本選手権3位》
矢部 和希（やべ・かずき＝日体大）
1999年3月12日生まれ、20歳。神奈川県出身。山梨・韮崎工高卒。165cm。2019年JOC杯60kg級優勝

河口 清（かわぐち・きよし＝九州共立大）
1997年7月28日生まれ、21歳。山口県出身。山口・田布施農工高卒。169cm。2018年全日本選手権5位

神田 優人（かんだ・ゆうと＝中京学院大）
1998年6月01日生まれ、21歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。162cm。2018年西日本学生選手権優勝

郡野 海（ぐんの・かい＝専大）
1998年8月23日生まれ、20歳。鳥取県出身。鳥取・鳥取中央兵庫・育英高卒。164cm。2018年東日本学生選手権優勝

清水 賢亮（しみず・けんすけ＝拓大）
1999年7月07日生まれ、19歳。北海道出身。北海道・帯広北高卒。165cm。2018年全日本選手権5位

清水 早伸（しみず・はやのぶ＝自衛隊）
1988年5月13日生まれ、31歳。岐阜県出身。岐阜・岐南工高卒。167cm。2018年国民体育大会優勝

菅原 幹太（すがわら・かんた＝東洋大）
1997年11月08日生まれ、21歳。秋田県出身。秋田・秋田商高卒。162cm。2018年全日本選手権8位

鈴木 絢大（すずき・あやた＝日体大）
1998年11月11日生まれ、20歳。静岡県出身。静岡・飛龍高卒。160cm。2018年全日本選抜選手権5位

藤波 諒太郎（ふじなみ・りょうたろう＝専大）
1997年11月12日生まれ、21歳。石川県出身。石川・金沢北陵高卒。168cm。2018年全日本選手権7位