※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
結果を出せなかった磯川
磯川は常にまわりのサポートに感謝し、それに応えようと頑張ってきた。「自分も日本の男ですから、いろんな責任を取る準備はできています。まわりはいろいろサポートしてくれたし、今回の結果も全て自分の責任です」
最終予選(フィンランド)にも磯川が行くことが決まっている。すぐに気持ちを切り替えることはできないが、「自分自身、五輪への挑戦はこれが最後になると思う。それを考えると、フィンランドへ向けて気持ちを切り替えなければと思うのですが…。いろんな自分がいます。結果を振り返るより他にやることがあると思います」と気持ちが定まらない。
しかし最後には「国を背負うことの意味を考え、次が最後なので固めるものを固めていきます」としめくくった。磯川の五輪挑戦のクライマックスはフィンランドだ。