(文=布施鋼治、撮影=保高幸子)
真剣な眼差しで次の自分の出番を待つ子、アップスペースで全速力で鬼ごっこ、試合に負け同行した母親のヒザでメソメソ┄。視線をちょっと変えると、そこにはキッズの大会ならではの喜怒哀楽に溢れた光景が広がっていた。
8月29~30日、三重県・相好アリーナ四日市(四日市市総合体育館)で第2回「藤波朱理杯三重県少年少女レスリング大会」が開催された。県内外から集まった幼児から中学生までの約440選手が階級や学年別に分かれたトーナメントで優勝を争った。
参加者の声に耳を傾けてみよう。石川県のサンキッズ・レスリングクラブの年長組で幼年の部19㎏級に出場した喜多柑奈選手は車で片道2時間かけてやっていたという。
--今日はなんのために大会に出たの?
「1位になるため」※結果は3位
--試合はどうだったの?
「楽しかった」
--表彰式でメダルを首にかけてくれた藤波朱理選手はどうだった?
「かわいかった」
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静岡県焼津市の焼津リトル所属の駒井詠汰郎選手は幼年の部+25㎏級に出場した。
--年齢は?
「6歳。(保育園の)年長です」
--なぜレスリングを始めたの?
「わかんない」
--この大会はどうして出たの?
「強くなるため」
--来年もまた出たい?
「うん」
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キッズレスラーたちの活躍に藤波朱理選手(レスター)も熱い視線を送っていた。
「私自身はアスリートなので、アスリートとしてやるべきことやっているけど、周りの人に支えてもらいながら(自分の冠のついた)大会に関われることはすごくうれしい」
そもそも、大会は「子どもたちの活躍の場を広げたい」という藤波の提案によって昨年からスタートした。「この大会がもっと強くなりたいと思えるきっかけになれば」
なお大会の模様は、東海テレビで放送される予定(9月27日朝予定=正式決定後、当サイトで告知します。放映襟は愛知・三重・岐阜)。