2026.06.23NEW

レスリングの男女18階級は維持できるか? 男女差は?…6月24・26日のIOC臨時総会でオリンピック改革案を論議

 国際オリンピック委員会(IOC)の理事会が6月22日、スイス・ローザンヌで開幕。理事会での論議を経て24・25日に臨時総会が開催され、カーティス・コベントリー会長の下で進めるオリンピック改革案についてが議論される予定。2032年ブリスベン・オリンピックでのレスリング競技の中身の見直しが論議される可能性もある。

 2028年ロサンゼルス・オリンピックは、追加競技を含めて史上最多の36競技が行われ、参加選手数はアジェンダ2020で決めた「1万500選手」を上回る「1万2,000選手」が参加する。2032年ブリスベン大会は、肥大化を抑制するためと財政不安のため、競技数・選手数が大幅に絞り込まれる予定。

 ロサンゼルス大会のレスリングは、パリ大会と同じ「男子12階級192選手・女子6階級96選手」で実施される。男女差がもっとも大きい競技がレスリングで、「女子率33.3%」は、野球・ソフトボールの「38.5%」を下回る全競技の中で最も低い割合。

 そのため、ブリスベン大会のレスリングの各スタイルの階級数や参加選手数がどうなるかは、まったく分からない状態。今回のIOC理事会・臨時総会で結論は出ないと思われるが、IOC史上初の女性会長が、レスリングの男女差をどう判断するか、注目される会議となりそう。

 なお、早ければ2030年冬季オリンピック(フランス)で実現か、と報じられた夏季オリンピック競技の冬季大会移行はなくなり、2034年冬季大会以降の課題となっている。