一部リーグに復帰したばかりの日本文理大にも敗れ、7・8位決定戦に回った帝塚山大は、福岡大との試合に勝って最下位を免れ、二部リーグ降格を回避。秋季は4季連続で一部で闘うことになった。
鈴木貫太郎監督は「ホッとしています」と安堵の表情。初日、1回戦で昨年秋季優勝の近大に1-6、2回戦で昨年春季優勝の九州共立大にも1-6で敗れ、力の違いを見せられたが、一部に上がったばかりの日本文理大がその2チームを相手に、ともに3-4で善戦するなど予想外の強さ。「びっくりしました」と言う。
結果として、日本文理大との予選最終戦は3-4と粘った。その勢いを7・8位決定戦に持ち込み、第6試合でチームの勝利を決めた。試合の前に選手を集めてミーティングを行い、「気持ちをひとつにしないと二部へ落ちる」と伝え、選手の士気を高めたと言う。
一昨年秋季に二部で優勝して昇格したのが、4度目の一部入り。過去3度はいずれも1季で二部にUターンしていたので、今回は“最長滞在”を継続中だ。「定着と言っていいですね」の声に、「まだまだ安定していません。教えなければならないことは、たくさんある。逆に言えば、伸びしろは十分にある選手ばかり。これからしっかり鍛えていきたい」と言う。
自身がコーチに就任したとき(2020年)に比べると、「一部も二部もレベルが上がっている」と感じている。西日本の発展にとってはいいことだが、きつい闘いをしいられることでもある。
秋季の予選分けは、今季と同じとなり(九州共立大、近大、日本文理大と同グループ)、再度の最下位は避けたいところ。「いま、二部に落ちたら、(レベルが高いので)なかなか上がって来られないですよ」と気を引き締め、“最長滞在”の更新へ挑む。