昨年春季に続く優勝を目指した九州共立大は、予選リーグで昨年秋季の覇者・近大を破ったものの、決勝で立命館大に屈し、2位に終わった。3連敗と最悪の出だしのあと、3連勝して五分の状況に戻したが、最終試合で勝つことができなかった。
藤山慎平監督は「悔しい、の一言です」と第一声。昨秋に連覇を逃し、「試合で負けたことは、試合でしか取り戻せない」と選手を鼓舞してきただけに、無念の思いの様子だが、「選手はよくやってくれました」と、激闘の選手をねぎらった。
第1試合から3連敗してしまったが、後に続く3選手は勝てる見込みがあったので、「勝負をあきらめる気持ちはまったくなかった」と言う。第4試合に出た伊藤優隼(昨年の西日本学生新人戦両スタイル制覇)は「絶対に勝ってくれ、流れを戻してくれると思った」そうで、その通りの展開になって希望が大きく灯った。
ただ、チームスコア3-3で出場した86kg級の米原潔太は本来は74・79kg級の選手。86kg級西日本学生王者の井上輪太郎が相手では、「ちょっときつかったですね」と振り返った。総合力では「及ばなかった」と、優勝した立命館大の強さを称えた。
昨秋の大会で4位に沈んだときは、「悔しくて、みんなで泣きました。次は絶対に勝つ、という気持ちでここまで来ました」と言う。冬の間はときに1日3回練習しただけに悔しさはつのるが、リベンジを目指してしっかり練習してきたことが「絶対に秋に生きてくると思う」と言う。
夏~秋の個人戦で、できるだけ多くの選手が勝てるようにし、「勢いをつけて秋のリーグ戦に臨みます」と気を取り直していた。