2025.12.25

【記録】現役世界チャンピオン同士の対戦が2試合実現

 2025年天皇杯全日本選手権では、現役世界チャンピオン同士の試合が2試合行われた。65kg級世界チャンピオンの森川美和(ALSOK)が階級を上げて68kg級に挑戦。勝ち進み、決勝で同級世界チャンピオンの石井亜海(クリナップ)と対戦。パリ・オリンピック代表をめぐって争った両者の対戦は、森川が5-3で勝利。

 男子フリースタイルでも、70kg級世界チャンピオンの青柳善の輔(クリナップ)が階級を上げて74kg級にエントリー。勝ち進み、決勝で74kg級世界チャンピオンの髙橋海大(日体大)と闘い、4-4のビッグポイントの差によって青柳の手が上がった。

▲男子では60年ぶりに実現した現役世界チャンピオン同士の対戦となった髙橋海大(赤=日体大)と青柳善の輔(クリナップ)=撮影・矢吹建夫

 現役世界チャンピオン同士が公式戦で闘ったのは、今回が13、14試合目。男子では1965年以来、60年ぶりとなった。過去12試合の勝敗は、重い階級の選手が8勝4敗と勝ち越していたが、今回は2試合とも軽い階級の選手が勝った。

 これまでの現役世界チャンピオン同士の対戦は、下記の通り。


日本で実現した現役世界チャンピオン同士の対戦=pdfファイル

年 大会・階級 勝 者 結 果 敗 者
2025年 全日本選手権
FS74kg級
青柳善の輔  ○ 4-4 ● 高橋海大 
(70kg優勝) (74kg級優勝)
〃 全日本選手権
WW68kg級
 森川美和 ○ 5-3 ● 石井亜海 
(65kg級優勝) (65kg級優勝)
2024年 女子大学リーグ
WW59kg級
藤波朱理 ○ 5-0 ● 櫻井つぐみ
(53kg級優勝) (57kg優勝)
2019年 全日本選抜選手権
WW53kg級
向田真優 ○ 2-1 ● 奥野春菜 
(55kg級優勝) (53kg優勝)
2014年 全日本選手権
WW53kg級
吉田沙保里 ○ フォール
0:53=2-0
● 浜田千穂
(53kg級優勝) (55kg級優勝)
2007年 クイーンズカップ゚
WW63kg級
伊調 馨 ○ 2-0
(1-0,3-0)
● 正田絢子
(63kg級優勝) (59kg級優勝)
2006年 全日本選手権
WW63kg級
伊調 馨 ○ 2-0
(1-0,2-1)
● 正田絢子
(63kg級優勝) (59kg級優勝)
2006年 全日本選手権
WW55kg級
吉田沙保里 ○ 2-0
(2-0,4-0)
● 坂本日登美
(55kg級優勝) (51kg級優勝)
2004年 クイーンズカップ゚
WW55kg級
吉田沙保里 ○ 6-1 ● 山本聖子
(55kg級優勝) (59kg級優勝)
2003年 全日本選手権
WW55kg級
吉田沙保里 ○ 4-0
(6:58)
● 山本聖子
(55kg級優勝) (59kg級優勝)
1995年 全日本女子選手権
WW47kg級
山本美憂 ○ 5-3
(4:34)
● 足立美穂
(51kg級優勝) (47kg級優勝)
1994年 女子東西対抗戦
47kg級
足立美穂 ○ 5-4
(4:14)
● 吉村祥子
(47kg級優勝) (44kg級優勝)
1991年 全日本女子選手権
WW70kg級
浦野弥生 ○ フォール
(1:04)
● 岩間利香
(75kg級優勝) (70kg級優勝)
1965年 全日本学生選手権
FS57kg級
福田富昭 ○ 判  定 ● 吉田嘉久
(57kg級優勝) (52kg級優勝)

※WW=女子、FS=男子フリースタイル。2006年の全日本選手権は2007年1月に実施