【2025年世界選手権・レビュー（25）】男子グレコローマン72kg級／優勝選手・表彰式・闘いのあと

（2025年9月13～21日、クロアチア・ザグレブ）

【男子グレコローマン72kg級】
ウルビ・ガニザーデ（Ganizadeh, Ulvi＝アゼルバイジャン）

（UWWサイトより）

（UWWサイトより）

　1999年生まれ（月日不明）、26歳。2015年から国際舞台で闘い、2018年欧州ジュニア（現U20）選手権72kg級で優勝。2019年世界ジュニア選手権で2位へ。コロナ禍をはさんで2021年U23世界選手権で3位へ。2022年にシニアの世界選手権で2位に躍進した。

　2023年に欧州選手権で優勝するも、72kg級にこだわってパリ・オリンピックは目指さなかったもよう。2024年欧州選手権2位を経て、同年の世界選手権で優勝。今年は欧州選手権で2位のあと、ランキング大会第4戦（ハンガリー）は77kg級に挑んで8位。世界選手権は本来の72kg級に出場し、2年連続世界一に輝いた。

　■ウルビ・ガニザーデの話「この優勝は非常に厳しいものでした。厳しい試合でしたが、この大会に向けて多くの準備をし、何度もトレーニングキャンプに参加しました。努力を重ねることでチャンピオンになれると信じていました。そして、そのようにしてチャンピオンになったのです。

　これで2度目の世界チャンピオンです。この後、3度目の世界チャンピオンになり、私たちの国と国民に誇りを届けたいと思っています。そのために、全力を尽くします」

《1回戦～決勝の成績》＝ブラケット
決　勝　○［4-2］Ghanem, Mahmoud Ibrahim Hamed Hassan（フランス＝元エジプト）
準決勝　○［5-0］Aliev, Abdullo（ウズベキスタン）
３回戦　○［8-3］Noh, Yeonghun（韓国）
２回戦　○［6-0］Merabet, Abdelmalek（アルジェリア）
１回戦　　ＢＹＥ

【表彰式】

（UWWサイトより）

［1］Ganizadeh, Ulvi（アゼルバイジャン）
［2］Ghanem, Mahmoud Ibrahim Hamed Hassan（フランス＝元エジプト）
［3］Sohrabi, Seyed Danial Seyed Shamsollah（イラン）
［3］Aliev, Abdullo（ウズベキスタン）
［5］Maulitkanov, Merey（カフスタン）
［5］Noh, Yeonghun（韓国）