※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
“優勝”を決め、天を仰ぐアリアクバリ(イラン)。この肉体は薬物によるものだった!=撮影・保高幸子
同選手は2度目のドーピング違反のため、永久資格出場停止となる。FILAによると、レスリング界の永久出場停止処分は4人目で、イランからは2人目。
世界反ドーピング機関(WADA)の基準では、1度目の違反者は2年間の資格停止(2015年からは4年間に変更)、2度目の違反者は永久資格停止で(故意ではない場合などの例外規定あり)、FILAはこの基準を採用している。
これにより、同級は決勝で敗れたヘイキ・ナビ(エストニア)が繰り上がって優勝になるものと思われる。