2013.09.22

【特集】世界選手権第6日/日本選手コメント

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(9月21日、ハンガリー・ブダペスト)


 ■男子グレコローマン60kg級・倉本一真(自衛隊)の話「最初の方の試合は自分のペースでできてよかったけど、負けた試合は自分のペースがつかめないまま終わってしまった。(大会前に左ひざ内側じん帯を負傷)けがした自分が悪い。スタンドは得意なので、けががあってもできたが、グラウンドの守りでは、けがのことが怖かった。自分が勝って、日本のグレコローマンの強さを見せたかった。悔しい」

 ■男子グレコローマン84kg級・岡太一(自衛隊)の話「悔しいです。もっと上を目指していたので。最後は体力の差ですね。1ポイント取りたかったけど、どうしても取れなかった。体力的にまだまだということが分かりました。得るものが多かったので、参加できてよかった。1回戦勝ったことはホッとしました。強い相手に勝てれば、もっとうれしいけど、前回(2011年)は1回戦負けだったので、ひとつの壁を超えたかな、と」

 ■男子グレコローマン84kg級・斎川哲克(両毛ヤクルト販売)の話「(5位入賞であっても)最後負けたら、全然よくない。(3位決定戦の)最後、相手はばてていたけど、取り切れないのも自分の実力なので仕方ない。点取るか、最後に手を上げるかでないとダメ。ばてさせるだけじゃ意味ない。初めて96kg級で世界選手権に出て、日本選手は体力の面で決して劣っていないと思った。技術的にもそう。外国選手と肌を合わせることで、海外の選手に対して免疫ができる。ただ、海外行ったら強くなる、じゃない。頑張らなければ強くなれない」