※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際オリンピック委員会(IOC)は8月9日、ロシア・モスクワで理事会を開催し、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの階級数を、3スタイル(男子両スタイル、女子)ともに6階級とすることを決めた。男子各スタイルは1階級減り、女子は2階級増える。
当初は2020年大会ででIOCに提案していたが、共同通信によると、国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長はレスリングのオリンピック存続をアピールするため、階級変更を1大会早めることを6月末に決め、IOCに再提案していたという。
同会長の「女子の参加促進のために提案した。リオ五輪まであと3年あり、時間は十分にある」とのコメントを掲載している。
体重区分は今後、協議して決めるという。