※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際レスリング連盟(FILA)は3月2日、公式ホームページ上で、ネナド・ラロビッチ会長代行がドイツ・フランクフルトで国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ副会長と会談したことを発表した。
会談はなごやかなムードで行われたとのことで、バッハ副会長はルールの公平さ、FILAへの選手の参画。女子の普及を含めた世界的な発展を促すプログラムの必要性などを強調し、5月のIOC理事会で行うプレゼンテーションのアドバイス。ラロビッチ会長代行は、すでにはその種の対策を講じていることを伝え、バッハ副会長も評価したという。
ラロビッチ会長代行は「私たちはアドバイスを受け入れたい。そのすべてのアドバイスが、オリンピック・ファミリーに残るための方策になるだろう」とのコメントを出した。
ドイツ・レスリング協会のマンフレッド・ウァーナー会長は「バッハ副会長が私たちのリクエストにすぐに応えてくれ、すばらしい実りある会合だった。すべてのアドバイスを尊重したい」と話した。