イランが男子グレコローマンＷ杯にベスト・メンバーを派遣

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　５月19～29日にロシア・サランスクで行われる男子グレコローマンのワールドカップで、３年連続優勝を目指すイランが、２人の現役世界王者や世界Ｖ５の選手を含めたベストメンバーを派遣することが分かった。

　各階級とも２選手を派遣するそうで、昨年の世界選手権やアジア選手権などで好成績を挙げている選手がそろった。ロンドン五輪出場が確実視されている選手もいて、世界一へ向けて並々ならぬ姿勢を示している。
　
　各階級の代表は下記の通り。大会はイランのほか、ロシア、トルコ、ベラルーシ、カザフスタン、ブルガリア、アゼルバイジャン、韓国、アルメニア、ハンガリーが参加する。

▼55kg級　Hamid Soryan＝世界選手権５度優勝
　　　　　　　 Mohammad Faghiri＝2012年ヤデガー・イマム・カップ優勝

▼60kg級　Omid Norouzi＝2011年世界選手権優勝
　　　　　　　 Abdulmohammad Papi＝2011年アジア選手権３位

▼66kg級　Saeid Abdvali＝2011年世界選手権優勝
　　　　　　　 Ali Mohammadi＝2011年アジア選手権優勝

▼74kg級　Mohsen Ghasemi＝2011年アジア選手権優勝
　　　　　　　 Hadi Alizadeh Pournia＝2012年アジア選手権優勝

▼84kg級　Taleb Nematpour＝2010年アジア大会優勝
　　　　　　　 Davoud Akhbari＝2012年アジア選手権優勝

▼96kg級　Davoud Gilnayrang＝2012年アジア選手権優勝
　　　　　　　 Mohammadreza Akbari＝2011年アジア選手権優勝

▼120kg級　Bashir Babajanzadeh＝2011年世界選手権３位
　　　　　 　　 Amir Ghasemi Monjazi＝2010年世界学生選手権２位