2012.04.04

五輪3度出場は日本史上13人目

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロンドン五輪第2ステージ「アジア予選」で、女子72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が3度連続の五輪代表を決めた。

 前回の北京五輪までに、五輪に3度出場したのは10人。今回、55kg級の吉田沙保里(ALSOK)、63kg級の伊調馨(ALSOK)が3度目の出場を決めており、浜口を入れて11~13人目の五輪3度出場になる。

 その中で2度メダルを取った選手は、高田裕司(金・銅)、太田章(銀・銀)、赤石光生(銀・銅)と今回の3選手。ロンドン五輪でメダルを手にすれば、日本史上初の五輪3大会メダル獲得になる。

 五輪3度連続出場選手は下記の通り。


◎五輪3度代表選手(4度を含む)

No. 階  級 選手名 成  績
13 女子72kg級 浜口 京子 2004年アテネ(3位)、2008年北京(3位)、
2012年ロンドン( ? )
12 女子63kg級 伊調 馨 2004年アテネ(優勝)、2008年北京(優勝)、
2012年ロンドン( ? )
11 女子55kg級 吉田 沙保里 2004年アテネ(優勝)、2008年北京(優勝)、
2012年ロンドン( ? )
10 G60kg級ほか 笹本 睦 2000年シドニー(8位)、2004年アテネ(5位)、
2008年北京(10位)
F130kg級ほか 本田 多聞 1984年ロサンゼルス(5位)、1988年ソウル(二失)、
1992年バルセロナ(二失)
G90kg級ほか 森山 泰年 1984年ロサンゼルス(二失)、1988年ソウル(二失)、
1992年バルセロナ(二失)
F68kg級ほか 赤石 光生 1984年ロサンゼルス(2位)、1988年ソウル(4位)、
1992年バルセロナ(3位)
F90kg級 太田 章 1980年モスクワ(不出場)、1984年ロサンゼルス(2位)、
1988年ソウル(2位)、1992年バルセロナ(三失)
F52kg級 高田 裕司 1976年モントリオール(優勝)、1980年モスクワ(不出場)、
1984年ロサンゼルス(3位)
F74kg級ほか 伊達 治一郎 1972年ミュンヘン(三失)、1976年モントリオール(優勝)、
1980年モスクワ(不出場)
Fヘビー級ほか 磯貝 頼秀 1968年メキシコ(二失)、1972年ミュンヘン(三失)、
1976年モントリオール(6位)
Fミドル級ほか 佐々木 龍雄 1964東京(5位)、1968年メキシコ(4位)、
1972年ミュンヘン(5位)
Fライトヘビー級 川野 俊一 1960ローマ(四失)、1964東京(三失)、
1968メキシコ(三失)

※Fはフリースタイル、Gはグレコローマン。伊達治一郎は両スタイルにまたがっての代表