※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロンドン五輪第2ステージ「アジア予選」で、女子72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が3度連続の五輪代表を決めた。
前回の北京五輪までに、五輪に3度出場したのは10人。今回、55kg級の吉田沙保里(ALSOK)、63kg級の伊調馨(ALSOK)が3度目の出場を決めており、浜口を入れて11~13人目の五輪3度出場になる。
その中で2度メダルを取った選手は、高田裕司(金・銅)、太田章(銀・銀)、赤石光生(銀・銅)と今回の3選手。ロンドン五輪でメダルを手にすれば、日本史上初の五輪3大会メダル獲得になる。
五輪3度連続出場選手は下記の通り。
◎五輪3度代表選手(4度を含む)
No. | 階 級 | 選手名 | 成 績 |
13 | 女子72kg級 | 浜口 京子 | 2004年アテネ(3位)、2008年北京(3位)、 2012年ロンドン( ? ) |
12 | 女子63kg級 | 伊調 馨 | 2004年アテネ(優勝)、2008年北京(優勝)、 2012年ロンドン( ? ) |
11 | 女子55kg級 | 吉田 沙保里 | 2004年アテネ(優勝)、2008年北京(優勝)、 2012年ロンドン( ? ) |
10 | G60kg級ほか | 笹本 睦 | 2000年シドニー(8位)、2004年アテネ(5位)、 2008年北京(10位) |
9 | F130kg級ほか | 本田 多聞 | 1984年ロサンゼルス(5位)、1988年ソウル(二失)、 1992年バルセロナ(二失) |
8 | G90kg級ほか | 森山 泰年 | 1984年ロサンゼルス(二失)、1988年ソウル(二失)、 1992年バルセロナ(二失) |
7 | F68kg級ほか | 赤石 光生 | 1984年ロサンゼルス(2位)、1988年ソウル(4位)、 1992年バルセロナ(3位) |
6 | F90kg級 | 太田 章 | 1980年モスクワ(不出場)、1984年ロサンゼルス(2位)、 1988年ソウル(2位)、1992年バルセロナ(三失) |
5 | F52kg級 | 高田 裕司 | 1976年モントリオール(優勝)、1980年モスクワ(不出場)、 1984年ロサンゼルス(3位) |
4 | F74kg級ほか | 伊達 治一郎 | 1972年ミュンヘン(三失)、1976年モントリオール(優勝)、 1980年モスクワ(不出場) |
3 | Fヘビー級ほか | 磯貝 頼秀 | 1968年メキシコ(二失)、1972年ミュンヘン(三失)、 1976年モントリオール(6位) |
2 | Fミドル級ほか | 佐々木 龍雄 | 1964東京(5位)、1968年メキシコ(4位)、 1972年ミュンヘン(5位) |
1 | Fライトヘビー級 | 川野 俊一 | 1960ローマ(四失)、1964東京(三失)、 1968メキシコ(三失) |
※Fはフリースタイル、Gはグレコローマン。伊達治一郎は両スタイルにまたがっての代表