鏡優翔(かがみ・ゆうか)=2023年世界選手権で初の世界一へ
【身長】167cm(2023年9月現在)
【所属】栃木・サンダーキッズ~JOCエリートアカデミー/東京・帝京高~東洋大
【全日本選手権成績】2018年=優勝(72kg級)、2019年=7位(68kg級)、2020年=優勝、2021年=優勝、2022年=6位(以上76kg級)
【世界選手権出場】2022年=3位、2023年=優勝(以上76kg級)
《JWFデータベース》 《UWWデータベース》 《全成績一覧》
【主な成績】栃木・サンダーキッズ時代に全国少年少女選手権5度優勝。JOCエリートアカデミーへ進み、中学時代の優勝は2016年全国中学選抜選手権のみに終わったが、高校では2017~19年にインターハイ3連覇を達成。
この間、2017・18年世界カデット(現U17)選手権優勝、2018年ユース・オリンピック3位、同年全日本選手権72kg級優勝、2019年アジア選手権優勝、同年U23世界選手権2位など国内外で飛躍。
2019年明治杯全日本選抜選手権76kg級は皆川博恵に敗れて2位。皆川が世界選手権で2位になって東京オリンピック代表に内定したため、同年の全日本選手権は68kg級でオリンピック代表を目指した。しかし、初戦で敗れてオリンピックへの道は閉ざされた。
東洋大に進み、76kg級に戻して2020年全日本選手権で優勝したが、2021年全日本選抜選手権は2位に終わり、プレーオフも敗れて世界選手権出場を逃した。同年の全日本選手権と2022年全日本選抜選手権で勝って世界選手権初出場を決め3位に入賞。
2022年全日本選手権は負傷で途中棄権したが、2023年明治杯全日本選抜選手権とプレーオフを勝ち抜き、2度目の世界選手権へ。世界V7を目指す米国選手などを破り、初の世界一に輝いた。
(2023年9月現在)