篠村敦子(しのむら・あつこ)…1998年世界選手権で初の世界一
【生年月日、出身】1979年3月15日、京都府出身
【身長】160cm
【所属】京都・網野高~福岡大
【コーチ】三村和人、田中忠道
【スポーツ歴】 なし
【レスリング歴】7年(1994年~00年)
【全日本選手権成績】1995年=初戦敗退、96年=3位(以上50kg級)、97年=2位、98年=優勝、99年=4位(以上51kg級)
【世界選手権成績】1998年=優勝(51kg級)
中学時代までスポーツを何もやっていなかったが、京都・網野高でレスリングに出合い打ち込んだ。1995年の全国女子高校大会52kg級で優勝して頭角を表し、96年は全日本女子選手権50kg級3位、全日本女子オープン50kg級2位と力をつけた。
97年も全日本の二大大会51kg級で2位に入るなど力を伸ばし、98年初めて全日本チャンピオンへ。同時に世界女子ジュニア選手権への出場権も獲得。昇り調子で、その二大会を制する殊勲を挙げた。
19歳の世界チャンピオンは日本で4人目。しかし、この年の二大大会優勝を最後に、世界一から遠のき、2000年に引退した。