世界チャンピオン／女子（32）…古市雅子

古市雅子（ふるいち・まさこ）…2021年世界選手権で初の世界一へ

【生年月日・出身地】1996年10月20日、熊本県生まれ

【身長】165cm（2021年10月）

【所属】JOCエリートアカデミー出身／東京・安部学院高～日大～自衛隊

【コーチ】菅芳松、吉村祥子、富山英明、笹山秀雄

【レスリング歴】2009年～

【全日本選手権成績】2012年＝3位、2013年＝4位（以上、67kg級）、2014年＝4位（69kg級）、2015年＝3位、2016年＝2位（以上、75kg級）、2017年＝2位（72kg級）、2018年＝3位（76kg級）、2019年＝3位（69kg級）、2020年＝優勝（72kg級）、2021年＝3位、2022年＝2回戦敗退（以上、68kg級）

【世界選手権成績】2019年＝3位、2021年＝優勝、2022年＝3位（以上、72kg級）

《JWFデータベース》　《全成績一覧》

　小学生時代は柔道選手。JOCエリートアカデミーにスカウトされてレスリングに取り組む。2010・11年全国中学生選手権2連覇を経て、2011～13年世界カデット選手権３連覇、2014～16年世界ジュニア選手権３連覇と、6年連続で“世界選手権”を制覇した。

　2017・18年アジア選手権２位のあと、2019年に世界選手権72kg級に初出場して３位。東京オリンピックを目指して68kg級に下げ、U23世界選手権優勝、全日本選手権は3位。

　72kg級へ戻して2020年全日本選手権と2021年全日本選抜選手権で勝ち、世界選手権2大会連続出場。世界一に輝いた。同年の全日本選手権は68kg級に落として臨み、3位に終わった。

　2022年は再度72kg級に戻し、明治杯全日本選抜選手権とプレーオフに勝って世界選手権へ出場。3位へ。年末の全日本選手権は68kg級に出場し、初戦敗退に終わった。