飯島 晶子(いいじま・あきこ)=1990年世界選手権で初の世界一へ
【身長】165cm
【所属】東京・朝日住建日体クラブ~京樽~東京・東京周栄クラブ
【コーチ】木口宣昭、山本郁栄、栄和人
【スポーツ歴】柔道、プロレス
【レスリング歴】13年(1986年~98年)
【全日本女子選手権成績】1987年=優勝(65kg級)、88年=2位、89年=優勝、90年=優勝、91年=優勝(65kg級)、92年=3位(57kg級)、93年=優勝(65kg級)、94年=3位、95年=2位、96年=2位(以上61kg級)
【世界女子選手権成績】1987年=2位(61kg級)、89年=3位、90年=優勝、91年=優勝、93年=6位(以上65kg級)
1991年の地元開催の世界選手権。47kg級の山本美憂以外の日本選手が次々と敗れていく中、前年の世界チャンピオンとしての実力を 100パーセント以上発揮して金メダルを獲得。ムードを変え、日本の金メダル3個獲得へとつなげた。翌年、57kg級への階級ダウンが失敗するなどし、世界一は90年と91年の2度だけに終わったが(他に銀メダル1、銅メダル1)、日本女子レスリングの成長期を支えた1人だ。
96年に全日本女子選手権10回連続出場の記録を残してマットを去り、翌年結婚。98年には全日本社会人選手権に出場。その後、少年少女クラブの指導者として活躍している。