※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
基山仁太郎選手(赤)
第5期生として入校するのは、基山仁太郎(三重・四日市ジュニア)、南條早映(大阪・吹田市民教室)、田南部夢叶(東京・第六機動隊少年部)の3選手。
基山は2005年の全国少年少女選手権・幼年23kg級で優勝して以来、昨年の6年生42kg級まで7年連続優勝を達成。全国少年少女連盟の年間最優秀選手賞に輝いた。
南條も3歳からレスリングを始め、2004年の全国少年少女選手権の幼年の部・年少年中18kg級で優勝。2008~11年の4度にわたって全国制覇を成し遂げ、昨年は他に全国少年少女選抜選手権、全日本女子オープン選手権でも優勝した。
田南部は、現在全日本男子チームの田南部力コーチ(警視庁=2004年アテネ五輪・男子フリースタイル55kg級銅メダル)の長女で、レスリングを始めたのは小学校2年生と前記の2選手より遅い。全国少年少女選手権は2位が最高に終わったが、昨年のジュニアクイーンズカップ・少年5・6年33kg級で優勝し、将来性を感じさせる成績を残した。
JOCによると、3競技(レスリングのほかは卓球とフェンシング)を含めて五輪メダリストの子が入校するのは初めてという。
入校式は4月8日(日)に行われる。なお、この3月には、2009年4月に高校進学と同時に入校し、全日本2位までに力を伸ばした村田夏南子が卒業し、アカデミー選手として初めて巣立った。4月からは日大に進み、打倒・吉田沙保里をめざす。
![]() 南條早映選手(赤) |
![]() 田南部夢叶選手(赤) |