2016.05.20

【5・27~29明治杯全日本選抜選手権・展望(7)】入江ななみ(九州共立大)向田真優(至学館大)宮原優(東洋大)の争い…女子53kg級

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 《大会日程》=各日とも試合開始は午前10時  場所:東京・代々木競技場第2体育館
5月27日(金) 男子フリースタイル57・70・97kg級 / 男子グレコローマン71・80・98kg級 / 女子55・58・60kg級
    28日(土) 男子フリースタイル74・86・125kg級 / 男子グレコローマン66・85・130kg級 / 女子63・75kg級
    29日(日) 男子フリースタイル61・65kg級 / 男子グレコローマン59・75kg級 / 女子48・53kg級・69kg級


 【女子53kg級・展望】=12選手(5月29日実施)

 昨年の全日本選手権で、あと一歩で優勝を逃した入江ななみ(九州共立大)に同3位の向田真優(至学館大)が挑む。両者は昨年のジュニアクイーンズカップ決勝で対戦し、入江が勝って世界ジュニア選手権も優勝した。向田もアジア・ジュニア選手権に出場して優勝と、ともに国際舞台で通じる実力を持つ。

 48kg級で世界ジュニア選手権優勝などの実績がある宮原優(東洋大)がこの階級に参戦することになった。新たな階級のスタートを飾れるか。

 全日本選手権4位の田中亜里沙(京都・京都八幡高教)、昨年の全日本学生選手権を制した矢後佑華(日大クラブ)、4月のジュニアクイーンズカップで優勝して世界へ挑む與那嶺優里(日本文理大)らが優勝戦線に割り込めるか。

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

《歴代優勝選手》男子グレコローマン男子フリースタイル女子


 【2015年12月:全日本選手権】

 ▼決勝
登坂絵莉(至学館大)○[4L-4]●入江ななみ(九州共立大)

 ▼3位決定戦
向田真優(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)○[Tフォール、2:12=10-0]●田中亜里沙(京都・京都八幡高教


 ◎エントリー選手

※全日本選手権4位以内の選手以外はアイウエオ順

入江ななみ(九州共立大)

向田真優(至学館大)

宮原優(東洋大)

《全日本選手権2位》
入江ななみ(いりえ・ななみ=九州共立大)
1995年1月8日生まれ、21歳。福岡県出身。福岡・小倉商高卒。153cm。2015年世界ジュニア選手権55kg級優勝

《全日本選手権3位》
向田真優(むかいだ・まゆ=至学館大)
1997年6月22日生まれ、18歳。三重県出身。東京・安部学院高卒。157cm。2015年アジア・ジュニア選手権55kg級優勝

《全日本選手権4位》
田中亜里沙(たなか・ありさ=京都・京都八幡高教)
1992年6月4日生まれ、23歳。京都府出身。埼玉・埼玉栄高~早大卒。158cm。2015年全日本女子オープン選手権2位

五十嵐彩季(いがらし・さき=愛知・星城高)
2000年1月24日生まれ、16歳。千葉県出身。154cm。2015年世界カデット選手権49kg級2位

内城朝葉(うちじょう・ともは=至学館大)
1997年6月26日生まれ、18歳。青森県出身。愛知・至学館高卒。156cm。2016年ジュニアクイーンズカップ51kg級3位

奥野春菜(おくの・はるな=三重・久居高)
1999年3月18日生まれ、17歳。三重県出身。158cm。2015年アジア・カデット選手権52kg級優勝

谷山菜緒(たにやま・なお=法大)
1997年4月16日生まれ、19歳。大阪府出身。大阪・香ヶ丘リベルテ高卒。162cm。2016年ジュニアクイーンズカップ55kg級2位

堀千咲(ほり・ちさき=東京・安部学院高)
1998年11月10日生まれ、17歳。埼玉県出身。159cm。2015年インターハイ49kg級3位

宮原優(みやはら・ゆう=東洋大)
1994年4月27日生まれ、22歳。富山県出身。東京・安部学院高卒。159cm。2014年世界ジュニア選手権48kg級優勝

矢後佑華(やご・ゆうか=日大クラブ)
1993年7月27日生まれ、22歳。千葉県出身。東京・安部学院高~日大卒。154cm。2015年全日本学生選手権優勝

山田海南江(やまだ・かなえ=自衛隊)
1995年12月4日生まれ、20歳。新潟県出身。東京・安部学院高卒。150cm。2015年全国社会人オープン選手権優勝

與那嶺優里(よなみね・ゆうり=日本文理大)
1996年4月24日生まれ、20歳。沖縄県出身。153cm。2016年ジュニアクイーンズカップ51kg級優勝