【ロンドン五輪・注目の外国選手（22）】男子グレコローマン120kg級 ミハイン・ロペス・ヌネス（キューバ）

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

男子グレコローマン120kg級

2011年世界選手権２位　ミハイン・ロペス・ヌネス（キューバ＝Mijain Lopez Nunez）

　1982年８月20日生まれ、29歳。02年にジュニアとシニアのパンアメリカン選手権をＷ制覇。シニアの世界選手権で13位へ。04年アテネ五輪で５位に入賞。

　05年にワールドカップ個人、パンアメリカン選手権、世界学生選手権で勝ち、世界選手権でも初優勝。翌06年の世界選手権は２位に終わったが、07年世界選手権と08年北京五輪で優勝。

　09・10年世界選手権でも勝ち、五輪を含めて４年連続５度目の世界一を達成した。11年世界選手権は決勝で地元の　（トルコ）に敗れて２位。

　しかし、10月のパンアメリカン大会で勝ち、今年もパンアメリカン選手権を制するなど実力をキープしている。

※ＦＩＬＡデータベース

　◎2011年世界選手権成績

決　勝　●［０－２（0-2,0-2）］Riza Kayaalp（トルコ）
５回戦　○［２－０（1-0,1-0）］Lukasz Banak（ポーランド）
４回戦　○［２－０（1-0,1-0）］Bashir Asgari Babajanzadeh（イラン）
３回戦　○［２－０（1-0,2-0）］Youri Patrikeev（アルメニア）
２回戦　○［２－０（2-0,4-0）］Murat Ramonov（キルギス）
１回戦　○［２－０（1-0,2-0）］Johan Magnus Euren（スウェーデン）

　◎日本選手との対戦成績

　＝なし＝

2008年北京五輪、宿敵バロエフ（ロシア）を破って優勝

2011年世界選手権は、地元選手に敗れて世界Ｖ５ならず