男子全日本チーム恒例の長野・菅平合宿がスタート

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　男子両スタイルの全日本チームが７月23日、毎夏恒例の長野・菅平での合宿をスタートした。大学選手の一部は期末試験と重なって参加できなかったが、30人のトップ選手が27日まで年に１度の“高原合宿”で汗を流す。

　宿舎と体育館のある場所は標高1300メートル。体力トレーニングの場所となる菅平高原ダボスはさらに100メートル高い地にあり、酸素が薄く、同じ運動であっても平地より体力が必要。初日は体力トレーニング２時間、その後マットワーク１時間の計３時間の練習をこなした。

　佐藤満強化委員長（専大教）は「世界選手権大会に向けた最終的な体力の底上げ」をテーマに、徹底的した体力養成をはかるという。（撮影＝久木留毅・強化委員会テクニカルディレクター）